カブール県の寺子屋
2011.10.07
はじめまして、寺尾です。
アフガニスタンには現在、13の寺子屋がありますが、その内8つは首都のあるカブール県にあります。その内訳は、カブール(Kabul)市内の3地区に3つ、イスタリフ(Istalif)郡に1つ、ファルザ(Farza)郡に1つ、デル・サブズ(Dlh Sabz)郡に1つ、チャラ・シアッブ(Chahar Asyab)郡に2つです。残りはパルワン州に3つ、バーミヤン州に2つです。
カブール県の寺子屋(CLC)
今日は、アフガン事務所から来た先週のファルザ郡ミル・アフガン村の様子をご報告します。ミル・アフガン村は保守的な村で、女性の識字教員は少ないのですが、寺子屋は写真のように女性がたくさん勉強しています。このような活動を通じて、村での男女不平等が徐々に解消していくのが期待されます。
この村での寺子屋活動は2010年からですが、日ユ協連カブール事務所では養蜂の指導もしています。先月はなんと12kgの蜂蜜がとれました。ただ、今週になって急に寒くなってきましたので、冬の寒さを避けるため、蜂は巣箱ごと南部のジャララバードに運ばれました。再び蜂がこの村に帰ってくるのは、野生のチューリップが咲き乱れる来年の4月です。
ミル・アフガン村の寺子屋で学ぶ女性たち