バーミヤンの読み書き教室
2011.10.27
こんにちは、寺尾です。
バーミヤンでの読み書き教室は順調に運営されています。1クラスは8~10人の少人数。小さな子どもを連れた母親たちが熱心に学んでいます。
先週、ダワディ村では教科書209ページの養蚕について、ジョグラキル村では217ページの文化について、ダシェット・サイード村では233ページを勉強していました。教科書については、今後ブログでご紹介する予定です。
識字教室で学ぶ子連れのお母さん
バーミヤン州にはハザラ人が多く住んでいます。彼らは、アフガニスタンの中でも貧しく、これまで差別されることも多かったようです。保守的な風土のため、女性が読み書きを学ぶことは困難です。でも、寺子屋ではこうして女性たちが毎日学んでいます。読み書きができるようになったお母さんの子どもたちは、きっと将来、学校に通わせてもらえると思います。アフガニスタンの明るい未来を期待できる光景です。