【活動報告】カンボジアに22軒目の寺子屋が完成!
2024.05.28
緑豊かなプノン・クーレン国立公園があるシェムリアップ州の北東に位置するスバイルー郡。ここは森林が多いことや長引いた内戦の影響で、州の中でも特に孤立してしまった地域です。シェムリアップ州の中でも貧困率が最も高く、21.5%の地域住民が1日1ドル未満で生活を送っています。
人口の約44%が17歳未満の子どもである一方で、小学校に通えていない子どもは25%います。多くの子どもは家庭の経済状況により学校に通えず、農場で働き、家計を助けていることも珍しくありません。また、15歳以上の人口の17%に相当する3260人が読み書きができません。
新しく建設された寺子屋が、復学支援・識字教室を通して教育を受ける機会のなかった地域住民の学びの場となります。また、村で深刻な問題となっている安全な水の確保についても、寺子屋に設置される浄水器により状況の改善につながることが期待されています。
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