世界寺子屋運動terakoyaitem

第8回高校生カンボジアスタディツアー【参加者ニュースレターvol.1】

2024.09.04

  スタディツアー概要

2024年7月29日から8月5日の8日間、公益財団法人かめのり財団との共催で、『第8回高校生カンボジアスタディツアー』を実施しました。

首都プノンペンでは、在カンボジア日本国大使館とUNESCO事務所への表敬訪問に加え、ツールスレン虐殺博物館やキリングフィールドといった、ポル・ポト政権の「負の歴史の舞台」を訪問しました。

キリングフィールドの遺骨展示。犠牲者の遺骨がケースの中に保存されています。高校生たちは、平和の重要性を改めて実感しました。

「世界寺子屋運動」や「世界遺産活動」のプロジェクト地であるシェムリアップでは、リエンダイ寺子屋の子どもたちや現地スタッフとの交流を通じて、民間ユネスコ運動による国際協力を体験しました。

リエンダイ寺子屋で学ぶ子どもたち。彼らの笑顔は、学びへの意欲と希望を象徴しています。

このウェブサイトでは、参加した10名の高校生それぞれが体験した感動や学びをニュースレターとして、定期的に配信します。現地での体験や皆さんに伝えたい思いが詰まった内容を、ぜひお読みいただければと思います。

  ニュースレターvol.1

第1回目は立教女学院高校(東京都)から参加したRioko M.さんのニュースレターです。

彼女は、書きそんじハガキの回収が寺子屋での教育支援につながることを知り、「教育を受けることができない子どもたちのために何かがしたい」と考え、カンボジアの現状や寺子屋について知るためにツアーに参加しました。

リエンダイ寺子屋でカンボジアの子どもたちと交流する参加生徒

『幸せに対する価値観は人それぞれ違うことを改めて実感するとともに、カンボジアの子どもたちの強い気持ちに心から素敵だなと感じました。そして、子どもたちの願う「誰かを幸せにするための学び」のために私ができることは何でもしたい、子どもたちを幸せにすることで私も幸せを感じられるようになりたいと切実に思いました。』(本人ニュースレターより)

ぜひ、Rioko M.さんのニュースレターをご覧いただき、彼女が現地で感じたことや学びに触れてみてください。

第8回高校生カンボジアスタディーツアー_ニュースレター

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