世界寺子屋運動terakoyaitem

第8回高校生カンボジアスタディツアー【参加者ニュースレターvol.4】

2024.10.11

2024年7月29日から8月5日の8日間、公益財団法人かめのり財団との共催で、『第8回高校生カンボジアスタディツアー』を実施しました。

カンボジアの伝統舞踊アプサラダンスを鑑賞後した参加者たち

このウェブサイトでは、参加者10名のニュースレターを定期的に1名分ずつ配信しています。現地での体験や、彼らが伝えたい思いが詰まった内容をぜひお読みください。

バックナンバー:

ニュースレター Vol.1 – Rioko M.さんの体験を読む

ニュースレター Vol.2 – Aoi O.さんの体験を読む

ニュースレター Vol.3 – Oka Y.さんの体験を読む

  国際ガールズ・デーに寄せて

10月11日は「国際ガールズ・デー(International Day of the Girl Child)」です。この日は、少女たちが直面する安全の確保や教育を受ける権利、そして健康的な生活を送る権利などの課題に対し、彼女たちの能力向上や人権の実現を促進することを目的にしています。

カンボジアの少女と彼女が抱く赤ちゃん

  ニュースレターvol.4

Hana S.さん(立命館守山高等学校 / 滋賀県)

Hana S.さんは、カンボジアの寺子屋で提供されている識字クラスを視察し、そこで女性の参加者が多いことに気づきました。これは、かつて女性に教育が普及していなかった影響によるものです。

手工芸に従事するカンボジアの女性たち

過去の女性差別が今もなお続いている現実を目の当たりにした彼女は、次のように語っています。

『昔、女性は料理や家事など「女性らしい」行動をしなければならないというしきたりが強く、勉強する機会があまり与えられなかったそうです。日本にも、昔にそういうしきたりはありましたが、カンボジアでは今でもなおその影響が大きいということに、悲しい気持ちになりました。 』(本人ニュースレターより)

寺子屋で識字クラスに参加する女性たち

Hana S.さんが見たカンボジアの現状と、彼女の率直な感想が込められたニュースレターをぜひご覧ください。

第8回高校生カンボジアスタディーツアー_ニュースレター_Hana_S.

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