ミャンマー最新報告
2021.04.30
さまざまなメディアで報じられている通り、現地では2月1日の軍事クーデター以降、情勢の悪化が続き、事態の鎮静化の見通しは立っていません。
当連盟では継続してパートナー団体と連絡を取り、関係者の安全確認など情報の把握につとめています。スタッフを通じた各地域の教員や学習者の安全確認は、およそ週2~3回の頻度で行っています。
世界寺子屋運動対象地は、地域の都市部から遠く離れた郊外の農村部にあり、関係者は無事とのことです。 20年度継続教育プログラムは、2月中は休みを挟みながらも、全てのクラスで第1学期の授業を終えることができましたが、その後は休止しています。
現地の代表は「何とかスタッフと連絡をつけている」、「落ち着いたらすぐに活動を再開し、コロナ禍から続く教育の遅れを取り戻したい」と話していて、その時が来るのを待ち望んでいます。
当連盟では、今後も現地との連絡を続けながら、私たちにできる支援を模索してまいります。皆さまからのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
※本記事では、関係者の安全を考慮し、個人名や具体的な地域名は伏せて記載させていただいています。