【U-Smile活動報告】わくわくツアー レノファ山口FCサッカー観戦(宇部市)
2024年8月3日、山口県宇部市と日本ユネスコ協会連盟との包括的連携協定(2023年9月)に基づき組成された、官民連携のワーキングチームによる体験企画として、中学生・高校生を対象に「わくわくツアーレノファ山口FCサッカー観戦」を実施しました。
この日は、宇部市のホームタウンデーであり、ワーキングチームメンバーであるUBE株式会社の冠マッチが行われ、宇部市とUBE株式会社の共催でこの観戦企画が行われました。
参加者である中学生・高校生は19時キックオフの大分トリニータ戦に向け、宇部市内に集合。大学生・社会人のボランティア含めた全員がレノファの応援用Tシャツに着替え、大型バスで山口市の維新みらいふスタジアムに出発しました。
参加者の中には、サッカーを習っている子やサッカー観戦が大好きな子もいれば、初めてサッカーに触れる子もいました。みんなが観戦を楽しめるよう、行きのバスの中では応援歌の練習をしました。
スタジアムに到着すると、UBE株式会社から提供された応援用クラッカーやクールタオルを手に準備万端。
この日は入場者数が1万人を超える大盛況で、入場するまでに大行列ができました。ようやくスタジアムに入り、座席でまずは夕食タイム。暑さの中、おにぎりを頬張り、腹ごしらえを済ませました。
その後、みんなでピッチサイドに移動し、試合前の練習を間近で見学。選手たちとグータッチ!
特にレノファのファンの子どもたちは大興奮でした。サッカー経験者の子どもたちは、選手たちのプレーを目の当たりにし、「うまっ!」と釘付けになっていました。
いよいよ19時、キックオフの時間が近づき、再び座席に戻って観戦開始。日が落ちても気温は高いままでしたが、タオルを振り回し、声を張り上げてレノファを全力で応援しました。
結果は、2-0でレノファが勝利! 参加者たちは満足気にスタジアムを後にし、バスで宇部市に戻って無事解散となりました。
アンケートからは、「選手とハイタッチできてうれしかった」「いろんな人と話せて楽しかった」「初めてサッカー観戦をして、他のスポーツとは違う楽しさがあると感じた」といった感想が聞かれました。
この企画を通じて、普段なかなか家族や友達とも出かける機会を作れない子どもたちに、さまざまな人と関わり、興味の幅を広げる体験が提供できたのではないかと思います。体験機会の格差が問題視される中、こうした機会を積み重ねていくことが重要です。今後も、さまざまな体験の場を提供していきたいと考えています。
最後に、本企画にご協力いただいた宇部市役所とUBE株式会社の皆さまに感謝申し上げます。また、今後もこうした活動を継続するためには、皆さまのご理解とご支援が欠かせません。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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