【速報】 『富士山』および『武家の古都・鎌倉』の世界遺産への登録について
2013.05.01
現在、日本政府より推薦を行っている『富士山』および『武家の古都・鎌倉』について、国連のUNESCOの諮問機関であるイコモスにより勧告が出されました。
『富士山』については、三保の松原を除き世界遺産リストへの『記載』、『武家の古都・鎌倉』については『不記載』が適当との勧告です。最終的には、6月16~27日にカンボジア・プノンペンにて開催される第37回世界遺産委員会にて世界遺産リストへの記載の可否が決定されます。
【イコモスの評価】(文化庁報道発表より抜粋)
『富士山』・・・富士山は疑いなく日本におけるひとつの国家的な象徴ではあるが、その影響は日本をはるかに越えて及んでおり、今や国家的意義を広範に越えている。
『武家の古都・鎌倉』・・・鎌倉の歴史的な重要性は十分に説明されているが、現在の資産の状況は、連続した有形文化財として顕著な普遍的価値を有していることを証明できていない。
■詳しくはこちら(文化庁報道発表資料)
【世界遺産登録までの道のり(文化遺産)】
暫定リストに掲載
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日本政府より、推薦書を国連のユネスコへ提出
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諮問機関であるイコモスによる現地調査
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世界遺産委員会での審議(6月16~27日、カンボジア・プノンペン)
※世界遺産について、詳しくはこちら