第2フェーズがスタート! バイヨン寺院ナーガ・シンハ彫像修復プロジェクト
2014.09.01
2014年4月中旬、カンボジアの正月「クメール正月」が開けた後、本格的に本プロジェクトの第2フェーズが始まりました。
第2フェーズでは、観光客が最も集中するバイヨン寺院正面となる東参道のナーガ彫像、シンハ彫像、欄干の修復を行います。
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写真:第2フェーズが始まったバイヨン寺院正面 ©NFUAJ/JST、JASA
この場所は、70年代、80年代の内乱の影響や、かつて遺跡内の巨木が倒れた際の影響を受け、20世紀初頭にフランスが行った修復後の写真と見比べると、大きく様変わりしています。
この場所を修復することで、バイヨン寺院正面の景観が大きく改善され、以前の荘厳な印象を取り戻すことが期待されます。