戦争は人の心の中で生まれるものであるから、
人の心の中に平和のとりでを築かなければならない(UNESCO憲章前文より)
秋田ユネスコ協会
 お 知 ら せ          
  ●世界寺子屋運動  
 
秋田ユネスコ協会では、アジアの途上国で貧困・紛争・女性などの理由で教育を受けられない人々のために、学びの場 ”寺子屋” と機会を提供する「世界寺子屋運動」に取り組んでいます。その資金として、書き損じはがき、投函しなかった返信はがき、寄付金を集めます。皆様のご協力をよろしくお願いします。

            あなたのはがき一枚で
           救える命があります


書き損じた年賀状、投函しなかった返信はがきなどを秋田ユネスコ協会にご寄付ください。秋田ユネスコ協会では、アジアの読み書き計算のできない人々が学ぶ場”寺子屋”を支援しており、その資金を書き損じはがきで充てています。途上国では、書き損じはがき1枚でノート2冊が買え222枚で1人が1年間学ぶことができます。

はがき回収は通年でも行っておりますので、ご協力をお願いします。はがき回収ボックスは、遊学舎、アルヴェ市民交流サロン、アトリオンのハーモニープラザに常置しておりますし、またユネスコ会員にご連絡下さい。

                                                          
                             
    2024年度 はがき回収、募金の報告
 今年も書き損じはがき回収&寺子屋募金キャンペーンを実施しました。最近ははがき回収が年々減少傾向にあるようで気になります。
   はがき等回収     594枚 32,946円
        
 募金額                     77,115円   
                      になりました。

  ご支援ありがとうございました。
  
今後ともご協力よろしくお願い申し上げます。    
  
                 問合せ先 秋田ユネスコ協会  ℡018-834-4288

●会員を募集しています。
秋田ユネスコ協会で、一緒にユネスコの精神を広め、平和な地域社会を創るために活動しませんか!
連絡先:秋田ユネスコ協会事務局 TEL018-834-4288

●ユネスコの会報を発行しました。
「あきたUNESCO №69」 2025年3月20日発行 
主な記事:「国連協会『出前講座』の活用を」(日本国際連合協会 秋田県支部 佐藤貞悦氏)「能登半島に思いを寄せて~能登半島地震支援~」 ユネスコSDGsユースセミナー「高校生による問題解決型ワークショップ」 リレーエッセイ「国際交流推進活動について」(菅原拓男) 「第35回外国人によるスピーチ・コンテス&世界と語ろうユネスコタイム」 「ユネスコ世界寺子屋運動 一枚のはがきから始まる善意に感謝」 他
今年度の活動から(2025.4~2026.3)

ユネスコ国際理解講演会バングラデシュの春...そしてその後
  4月27日(日)総会に先だって、秋田拠点センターアルヴェ洋室Cで13:30からユネスコ国際理解講演会を開催した。
 講師は秋田大学大学院理工学研究科准教授カビール・ムハムドゥル氏。カビール氏はバングラデシュ・ボグラ市出身、1994年来日、秋田高専、秋田大学で学び、2005年に秋田大学で博士号を取得、以来秋田大学で研究・教育に携わっている。氏は長らくユネスコ活動に励み、現在当会の理事・事務局長を務めている。
 バングラデシュは2024年、学生を中心とした大規模抗議により、15年にわたって政権を握っていたハシナ首相が辞任して国外逃亡し、モハマド・ユヌス氏を首席顧問とする暫定政権が成立した。ハシナ氏は長年国家ぐるみの不正選挙で政権を維持し、国民を弾圧してきたが、公務員採用特別優先枠のクオーター制の改革要求に端を発した学生のデモがハシナ辞任を求めるデモに変わった。経済成長が続く一方、何かおかしいと誰もが思っていたので、死者、負傷者を多数出すという大規模な行動になったのである。ノーベル平和賞受賞者のユヌス氏が暫定政権のリーダーに就いて、今バングラデシュは変わりつつある。
独裁者を出さないための国造り、民主的な国造りのために、選挙制度の改善、経済の立て直し、人権、治安の改善、教育制度・教科書の改善、女性の自立のための改革などを進めている。
 バングラデシュ出身者だからこそ感じた前政権への怒り、そして新しい政権に寄せる期待、またバングラデシュの地政学的な課題など、祖国愛あふれる講演に大きな拍手が贈られた。
                                    

2025年度通常総会
 
総会は4月27日(日)3時から、国際理解講演会に続いて秋田拠点センターアルヴェ洋室Cで開催された。
 司会は加賀谷副会長。最初藤本会長があいさつ、昨年度の活動が無事活発に実施されたことに感謝している、またユネスコ国内委員会に防災講座について報告したところ高く評価されたと述べられた。続いて
、御来賓の県生涯学習課の内田課長がごあいさつされた。国内外で災害が多発し、また世界では戦争、紛争が止まない状況下で、持続可能な社会や国際理解をすすめるユネスコ活動は大変重要だ、高校生の参加が進んでおり、これからもユネスコの理念を大切に活動を進めていって欲しいと述べられた。
 次に菅原顧問を議長に選出し議事に
入った。2024年度事業、決算報告並びに会計監査報告、2025年度事業、予算について審議し、原案通り可決された。次に規約改正について、事務局から説明があり、審議し下記のように改正されることが了承された。
    規約の主な改正点は、 第三章 会員 第6条 会員の種類 
 
  青年会員
   15歳以上35蔡未満
  学生・生徒会員
 学生会員とは大学生、生徒会員とは
    中学生および高校生
  会費 2,000円
 但し高校生までは1,000円とする
  会費     0円

 以上をもって、総会を終了した。    
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