2009年度登録
八女福島 空き町家と伝統工法の再生による町並み文化の継承
(やめふくしま あきまちやとでんとうこうほうのさいせいによる まちなみぶんかのけいしょう)
活動概要・エリア
八女福島は、江戸時代には福島城の城下町として繁栄し、城の解体後は在方(ざいかた)町(まち)(農村地域の商工業の中心地)として栄えた町である。瓦屋根の居蔵(いぐら)と呼んでいる土蔵造りの町家が並ぶ町並みが特徴であるが、少子高齢化とともに放置された空き町家が増えている。そこで町家カフェ、町家住宅などを通して、空き町家群を再生活用し、地域の活性化を図っている。また子どもたちや市民に向けた町家の伝統工法ワークショップなどを開き、未来へ向けた技術者の育成を行っている。
フォトギャラリー
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代表者の声
代表 北島 力
第1回プロジェクト未来遺産への登録を契機として、空き家再生活用と伝統建築技術の伝承の二つのNPOが、車の両輪として積極的に活動を展開してきた。多くの人々の汗と熱い思い、努力の積み重ねの上に町並みの今があることを記録し、次世代に継承するため、ドキュメンタリー映画「まちや紳士録」を2013年8月に完成させ、全国上映を通じて仲間と繋がった。暮らしとともに町家を繋いできた循環型・建築文化の再生及び地域コミュニティ維持の活動を持続している。
参加者の声
40代 店主
中村 忠和さん
私は、東京から移住し、2つのNPO法人の方々が修理再生された町家を借り受け、2017年に地元の豊富な食材とオーガニックにこだわった「元気食堂 楽ZEN 八女サヘホ」をオープンしました。 町並みの保存や活性化に少しでも役立てたらと思って一緒にがんばっています。
活動の主な参加者
空き家再生活用を担う市民、伝統建築技術の関係者、地域の子ども、移住者、出店者たち
団体情報
- 団体名
- NPO法人八女町家再生応援団 NPO法人八女町並みデザイン研究会
- 団体所在地
- 〒834-0031福岡県八女市本町264 西棟
- 連絡先
- 090-8413-6128
- リンク先
- 八女町家ねっと
- SNS
- Facebook(八女町家ねっと)