2009年度登録
現代版組踊「肝高の阿麻和利」と「キムタカのマチづくり」
(げんだいばんくみおどり きむたかのあまわりときむたかのまちづくり)
舞台を締めくくる感動のフィナーレ【写真提供:あまわり浪漫の会】
活動概要・エリア
沖縄の伝統芸能「組踊」と現代音楽・ダンスを融合させた舞台「肝高の阿麻和利」の公演を通じて、「子どもと大人で興すマチづくり」を目指している。勝連(かつれん)の寂れた町の状況を変えようと活動を始めて20年以上。阿麻和利の輪はしだいに広がり、子どもたちも、それを支える大人たちも、郷土に大きな誇りをもつようになっている。地域に根付いた新しい伝統の輪は、世界遺産として登録された阿麻和利の舞台である勝連城とともに、もっと多くの人びとに故郷に誇りをもつことの素晴らしさを訴えている。
フォトギャラリー
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代表者の声
会長 長谷川 清博
プロジェクト未来遺産に登録されたことで、子どもたちが自分たちの住む地域に誇りをもちながら活動を継続することできています。また、本会の活動理念である「舞台づくりを通し、子どもたちの感動体験と居場所づくり、ふるさと再発見・子どもと大人が参画する地域おこし」に賛同する団体が県内外に増え、組織を結成し活動を行っています。2013年7月には「現代版組踊推進協議会」を設立。現在では、参加17団体がそれぞれの地域で活動を行っています。
参加者の声
高校3年生
H.T.くん
姉や従兄弟が舞台に参加していた流れで、母に入会を勧められ入りました。人前に立つことは苦手だったけど、先輩に褒められたのが嬉しくて舞台を続けていくうちに、今では堂々と舞台に立てるようになりました。
中学3年生
N.S.さん
元々、他の現代版組踊団体に参加していたが、交流公演がきっかけで「どうしても“肝高の阿麻和利”がやりたい!」との思いから、うるま市に引っ越しして、参加しています。オーディションに受かるのは簡単ではないけれど、先輩方に教えてもらい、同期生と共に支え合いながら、自主練も欠かさず頑張っています。
中学3年生
U.F.くん
新しい立ち位置が増えたり、配役に挑戦したりすることは、覚えることも多く大変だけど、毎日がとても充実している。残りの3年間も必ずやり切りたい。
活動の主な参加者
うるま地域の中学1年生から高校3年生までの出演者 あまわり浪漫の会会員
団体情報
- 団体名
- あまわり浪漫の会
- 団体所在地
- 〒904-2312 沖縄県うるま市勝連平安名1446-1 前盛ビル1階 (一般社団法人 TAO Factory内)
- 連絡先
- 098-978-0608
- リンク先
- 現代版組踊「肝高の阿麻和利」公式HP
- SNS
- あまわり浪漫の会☆BLOG