2010年度登録
阿蘇千年の草原を未来へ引き継ごう
(あそせんねんのそうげんを みらいへひきつごう)
野焼きボランティア活動の様子(春の野焼き)
活動概要・エリア
千年の歴史があるといわれる阿蘇の草原。その規模は23,000haにも及び、草原景観としては全国一の規模である。このすばらしい景観は牛馬の放牧・採草・野焼きといった地元の人びとの営みと自然との調和によって保たれてきた。この阿蘇の緑の大地(草原・森林・農地)を、広く国民共有の生命資産(グリーンストック)と位置付け、農村・都市・企業・行政の連携により、後世へ伝えることを目指し活動している。年間2,500名もの参加がある「野焼き支援ボランティア活動」は、阿蘇の草原維持にはなくてはならない存在である。また、野焼き継承のための後継者育成や、地元の子どもたちの関心を高めるための草原体験学習を実施している。
フォトギャラリー
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代表者の声
理事長 佐藤 義興(阿蘇市長)
プロジェクト未来遺産に登録されたことで、これまで行ってきた活動が未来に残していきたい、伝えたい活動であることを再認識できました。ボランティアの皆様、地域の皆様と共に、これからも誇りをもって取り組んでいきたいと思います。
参加者の声
高校生
N.K.くん
小学校の時の学習で、阿蘇の草原が危機的な状況になっていることを知り、阿蘇のために何か力になれないかと思い、野焼き支援ボランティアに参加しました。地元の一人として活動を行い、この長い歴史を刻んだ自分の地元が自慢できる、そんな人材になりたいです。
活動の主な参加者
野焼き支援ボランティア、地元出身の高校生
団体情報
- 団体名
- 公益財団法人阿蘇グリーンストック
- 団体所在地
- 〒869-2307 熊本県阿蘇市小里656-1
- 連絡先
- 0967-32-3500
- リンク先
- 公益財団法人阿蘇グリーンストック HP
- SNS