2013年度登録
英田上山棚田再生プロジェクト~未来へつなぐ棚田8300枚~
(あいだうえやまたなだ さいせいぷろじぇくと ~みらいへつなぐたなだ8300まい~)
英田上山棚田(夏)
活動概要・エリア
岡山県美作市の最南端にある上山棚田の起源は奈良時代とも言われ、最盛期は面積100ha、8,300枚の棚田があったといわれている。時代の流れと共に過疎高齢化により荒廃していたこの棚田の再生を2007年から始めた。地元住民、移住者、そして都市住民が協力し、草刈りや村に伝わる伝統的な野焼きにより、10年以上をかけて約2割の耕作放棄地の再生を進めてきた。
地域内外問わず、棚田に関わりをもつ人びとの暮らしがより良いものになることを願って、「ライステラス、ライフテラス(棚田が人びとの暮らしを明るく照らす)」を念頭に活動している。これからも活動を通して、地域に息づく文化や伝統を継承し、新たな農山村のライフスタイルやコミュニティを創造・発信し、多様な主体と未来へとつながる棚田を目指している。
フォトギャラリー
クリックで画像が拡大します。
代表者の声
代表 井上 寿美
プロジェクト未来遺産に登録されたことで2013年からさらに活動も大きく動きだし、上山棚田で未来につながる活動ができています。 子どもからじいちゃん、ばあちゃんたちと里山で楽しく、関わるすべての人が豊かな暮らしを実現するために、地域の大学生や企業と活動することも増えてきました。棚田を夢の実験場としてチャレンジする人が増えていくように、引き続き活動していきます。
参加者の声
棚田団メンバー
里山暮らしをしていきたい人の窓口となり、農ある暮らしに触れてみたい人のきっかけや一助になりたい。 上山棚田で行われていくチャレンジを後押しできる団体であり、棚田の保全をただのボランティアで終わらせず、次の世代につないでいきたい。
地元住民
いつもよくやってくれている、若い子たちがいなければ水路掃除も続いていない。
兵庫県の家族
いつもありがとうございます。 私だけでなく、子どもたちも貴重な体験ができる魅力ある場所です。 今後も時間を見つけて、上山棚田に向かいます。
活動の主な参加者
地元住民、移住者、お米づくりに興味のある方、家族連れ、棚田の再生を応援してくれる全国のみなさん、棚田で活動体験したい学生、SDGSを共に達成したい企業、中山間地域の課題解決につながる連携をしたい企業
団体情報
- 団体名
- NPO法人英田上山棚田団
- 団体所在地
- 〒701-2614 岡山県美作市上山2135番地
- 連絡先
- 0868-75-4122
- リンク先
- 英田上山棚田団 HP
- SNS