2014年度登録
被爆樹木が世界に伝える未来へのメッセージ「平和・希望・共生」
(ひばくじゅもくがせかいにつたえる みらいへのめっせーじ へいわ・きぼう・きょうせい)
種取
活動概要・エリア
原爆が投下された爆心地から半径約2キロメートル以内に残る約160本の被爆樹木を守る手助けをし、その種・苗を世界中に送り届ける活動を通してヒロシマの平和・希望・共生のメッセージを発信している。長い間草木も育たないと考えられた状況下で、原爆投下からわずか数か月後に見られた草木の新しい芽吹きは人びとを強く勇気づけた。日本国内のみならず、ルワンダのような紛争を経験した国々を含む38か国で2世の苗木が育成されており、平和・希望のシンボルとして大切に育てられている。
フォトギャラリー
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代表者の声
コーディネーター ナスリーン・アジミ
当団体としては、プロジェクト未来遺産への登録はとても大きな意味がありました。被爆樹木の本質的で無言のメッセージと私たちの運動が、日本ユネスコ協会連盟と共鳴したことに大いに勇気づけられました。また、広島だけでなく、世界中の人びとの意識を高めるという意味でも、重要な節目となりました。
参加者の声
サンディエゴ植物公園代表・CEO アリ・ノヴィ 博士
私は、広島の原爆の惨禍から生き残った木がこんなにも希望をもたらしてくれることに感動しました。この素晴らしい木や苗は闇から光を取り入れる不思議な力を持っています。木々の不思議な力は世界中で必要とされているのです。
活動の主な参加者
世界中の植物公園、大学、象徴的な場所
団体情報
- 団体名
- グリーン・レガシー・ヒロシマ・イニシアティブ
- 団体所在地
- 〒730-0011 広島県広島市中区基町5-44 広島商工会議所5F
- 連絡先
- 082-511-2424
- リンク先
- Green Legacy Hiroshima HP