2017年度登録
福野夜高祭~「災厄からの復興の心」を引き継ぐプロジェクト~
(ふくのよたかまつり ~さいやくからのふっこうのこころを ひきつぐぷろじぇくと~)
活動概要・エリア
福野夜高祭(富山県無形民俗文化財)は、1652年の大火からの「復興」に由来する。行燈は若者によって制作され、子どもたちは太鼓の練習に励み、また小行燈を担ぐ等、祭りに参加する。住民によって設立された福野夜高連絡協議会は、7町内毎の保存会の活動のほか、全体的な運営を担い、伝統行事を継承するための新たな体制が構築されている。また、「災厄からの復興の心」という新しい視点を加え被災地へ遠征を行う等、新しい意義を伝えている。
フォトギャラリー
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代表者の声
会長 安達 孝彦
約370年続く福野夜高祭は、先人たちの知恵と努力で継承されており、住民には欠かすことのできない祭となっています。さらに、プロジェクト未来遺産に登録されたことで、改めて夜高祭の価値に気づくことができました。また、町村合併で南砺市が誕生しましたが、福野地域以外の小中学校の総合的な学習の時間に祭の歴史や武者絵についての学習が取り入れられるなど、祭に対する関心が高まっていると感じています。
参加者の声
小学5年生
K.K.さん
夜高太鼓の曲を全部覚えるのが難しかったけど、小ばちや大ばちの打ち方や音の強弱など、コツを先生が分かりやすく教えてくださったのでうまくできるようになり、うれしかったです。来年もしたいです。
活動の主な参加者
地域の成人男性、地域の子供たち
団体情報
- 団体名
- 福野夜高祭連絡協議会
- 団体所在地
- 〒939-1507 富山県南砺市二日町1545-13 福野中部交流センター内
- 連絡先
- 0763-22-1660
- リンク先
- (一社)南砺市観光協会HP
- 富山県観光公式サイト