2019年度登録
美濃流し仁輪加~地方に華咲く言葉の文化~
(みのながしにわか ~ちほうにはなさくことばのぶんか~)
夕方より、うだつの上がる町並みで仁輪加が上演される
活動概要・エリア
仁輪加は、上方の落語等に大きな影響を与えた芸能史上重要な即興的な寸劇。「美濃流し仁輪加」(記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財)の伝承が危ぶまれたことをきっかけに、コンクールという新しい形式を加え、飛躍的に伝承意欲を活性化させ、技術的な向上も視野に入れた取り組みが進められている。同時に、「小学校版仁輪加」の指導、披露の場を創出し、仁輪加の演じ手として親しむ機会を提供することで、確実な継承を目指している。
フォトギャラリー
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代表者の声
美濃市仁輪加連盟会長 豊澤 正信
江戸時代から続く伝統芸能仁輪加は、隆盛と衰退とを繰り返し、魅力を200年維持するには知恵が必要でした。毎年題材が繰り返しの時代から、毎年新作に代わり、言動が制約された時代に、自由の言葉を持たせ、参加団体のやり甲斐の向上を目的に、コンクールを50年行ってきました。今回のプロジェクト未来遺産への登録により、関係団体だけでなく、地域全体で伝統文化への誇りがさらに高まり、維持継承されるように地域の底力を見せていきたいです。
活動の主な参加者
各自治会を母体とした15団体 (20~60歳代の幅広い年齢層の10人~30人で構成される。主に若年層は役者を担当、ベテラン勢はお囃子を担当する。)
団体情報
- 団体名
- 美濃市仁輪加連盟
- 団体所在地
- 〒501-3792 岐阜県美濃市1350 美濃市産業振興部美濃和紙推進課内
- 連絡先
- 0575-33-1122
- リンク先
- 美濃流し仁輪加のページ(美濃市観光協会 HP内)