プロジェクト未来遺産

2019年度登録

創作組踊「糸蒲の縁」で地域の子ども達を育み新たな文化を繋ぐ

(そうさくくみおどり いとかまのえんで ちいきのこどもたちをはぐくみ あらたなぶんかをつなぐ)

活動概要・エリア

新しい行政区である南上原地区には、伝統芸能がなかったことから、地元に伝わる物語を題材にして創作された「糸蒲の縁」。沖縄の代表的な伝統芸能「組踊」で、子どもたちが中心となって上演する本活動は、優れた若手の指導者らによって、高い芸術性が表現され、多くの公演が行われている。伝統芸能にもとづき、地域文化を創造する取り組みは、新旧住民や世代間の連帯を促進し、新しいコミュニティ形成が進められている。

フォトギャラリー

代表者

会長 富島 初子

新興住宅地として急激に発展する本地区において、地域の歴史に基づいて創作された組踊を、地域の宝として後世に残そうと取り組んできた活動がプロジェクト未来遺産に登録されたことで、子どもたちのモチベーションがますます高まり、上演会や諸活動に非常に熱心に取り組んでいます。また、新旧住民の連帯も強まり、伝統芸能への誇りと共にプロジェクト未来遺産としての評価が高まったと感じます。

参加者

中3
新屋敷 幸葵くん

保存会に入った時は、組踊についてはよくわからずとても緊張しました。今では先生方に教えてもらいながら練習を重ね、他の生徒の人たちと楽しく学べています。そして、組踊を通して中城村の歴史や文化を知ることができました。

小6
志良堂 心糸さん

私が組踊塾に入ってよかったことは、先生方にたくさんの踊りや唱えを教えてもらい、舞台に立てたことです。組踊の良さを知ったので、多くの人に伝えていきたいと思います。

活動の主な参加者

地域の子どもたちとその保護者、地域住民および組踊に関心のある方

団体情報

団体名
中城村南上原組踊保存会
団体所在地
〒901-2424 沖縄県中頭郡中城村字南上原754-5
連絡先
098-975-5582
リンク先
twitter(中城村子ども組踊塾)

団体からのメッセージ

保存会では琉球舞踊教室と組踊塾を開設し、組踊塾は子ども塾と大人塾に分かれています。多くの子どもたちが琉球舞踊や組踊を学んでおります。お稽古は毎週木曜日、琉球舞踊は午後6時15分~午後7時、組踊塾は午後7時半~午後9時半、前半1時間が子どもです。興味のある方はどうぞご参加下さい。

活動を支える・参加するParticipation to support

私たちの活動には、多くの方々にさまざまなかたちでご協力・ご支援をいただいています。
わたしたちの想いに共感してくださる方を、心よりお待ちしております。ひとりひとりの力を未来の力に。

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