2022年度登録
沼須人形芝居継承者プロジェクト~江戸時代の技を今につなぐ~
(ぬますにんぎょうしばい けいしょうしゃぷろじぇくと ~えどじだいのわざを いまにつなぐ~)
小松姫物語を子どもたちが行います
活動概要・エリア
沼須人形芝居は、幕末の安政年間に始まり、明治中期に最盛期を迎えた一人遣いのハサミ式指人形が特徴の人形芝居である。昭和に入って長らく中断していたが、1975年に保存会が結成されたことを機に「沼須人形芝居あけぼの座」として復活した。
技術の向上だけでなく人間の成長と人と人をつなぐことを大切に、子どもからベテランまでの座員が一丸となって活動している。また、小学校での体験授業や地域での子ども教室の開催を通じて、子どもたちの郷土愛を育むとともに、担い手の確保に務めている。地域の伝統の継承・公開を通じて住民の交流を促がす取り組みは、地域コミュニティの強化にもつながっている。
フォトギャラリー
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代表者の声
9代目座長 金井竹徳
県の主導の下 地域の学校が、総合学習に郷土芸能を取り入れてくださり20年。子どもたちが毎年何人か入座してくれ、嬉しく後継者に成長してくれております。先人が守り伝えた宝を力強く「老壮青」で次世代へつなぎたいと思います。
参加者の声
高校1年生
ひなさん
小学校2年生から人形芝居に参加し、新しい自分を知ることが出来ました。そんな素敵な団体で学べてよかったです。
中学1年生
ともかさん
座員の皆さんと練習を重ねて、1つの物語を作り上げ、拍手をいただいた時が、最高の瞬間です!役一つ一つに気持ちを込めて演じられるように頑張りたいと思います。
活動の主な参加者
地域の子どもたち