防災の危機意識を高める

坂出第一高等学校

活動に参加した児童生徒数/全学年  300人
活動に携わった教員数/40人

実践期間2024年11月7日~2024年11月7日

活動のねらい

防災避難訓練において、教職員及び生徒への防災危機意識を高める。

活動内容

1)実践内容・実践の流れ・スケジュール
防災避難訓練 R6.11.7

13:15~     SHR(各教室、食物科は調理室へ移動)

13:20~    「緊急地震速報」の放送が入り、体育館へ移動

13:35~14:05 1年生:起震車による揺れの体験/2,3年生:地震について受講(加治、消防士)

14:10~14:40 1年生:地震について受講(加治、消防士)/2,3年生:起震車による揺れの体験

14:50~14:55 全体集合、まとめ、生徒振り返りアンケート実施

2)9月研修会の学びの中から自校の実践に活かしたこと。研修会を受けての自校の活動の変更・改善点。昨年度まで(助成金を受ける前)の実践と今年度の実践で変わった点。助成金の活用で可能になったこと。
本物にふれることや体験すること、主体的に取り組むことで災害は自分事として捉えることができる。今回は起震車で揺れを体験し、防災意識を高めることができた。そのテーマに沿った助成金の利用を現在協議中である。

3)実践の成果
①減災(防災)教育活動・プログラムの改善の視点から 
本校の防災避難訓の課題の一つとしてマンネリ化が挙げられていた。そこで、生徒受動型から体験型に移行し、より災害や防災・減災の知識が伝わる講話内容に変更した。それにより、生徒全体の危機意識が高まったように感じた。

②児童生徒にとって具体的にどのような学び(変容)があり、どのような力(資質・能力・態度)を身につけたか。
避難訓練事後アンケートでは「避難訓練実施前後で意識の変化があったか。」の質問に対し全体の約6割の生徒が「変化があった」と回答した。その中には「揺れの威力が想像以上であり、怖さを知った。」、「住んでいる地域の特性を初めて知った。」、「地震を甘くみていた。訓練でも真剣に取り組みたいと思った。」、「家の防災を見直したいと思った。」など主に体感による結果が反映していた。

③教師や保護者、地域、関係機関等(児童生徒以外)の視点から
今回の取り組みでは生徒に焦点を当ており、教員、地域など周囲の関係者へはあまり成果は得られなかったように感じた。様々な関係者と連携して実践することが目標であるが、既に組まれた学校のスケジュール、カリキュラムの中に取りくみを組むことが難しかった。時間をかけて各組織の歯車を回していき連携を大きくしていきたい。

4)実践から得られた教訓や課題と次年度以降の実践の改善に向けた方策や展望
実践型は生徒にとってより強く記憶に残すことができることを改めて実感した。生徒主体性の取り組み回数を増加させたい。

今後の展望

①教科連携

「総合探究の時間」や「理科・社会科目」などの授業を通して防災・減災についての調べ学習や発表を行いたい。

②地域連携

香川大学や市役所などと合同で街歩きなどの地域防災探究を実施したい。

③食物科連携

本校にある食物科と連携し、非常時に簡単に作れる調理法や非常食の制作など調理に携わる科の特性と絡めていきたい。

④ブラインド訓練

起震車の揺れを楽しむ生徒、受講の際に別の仕事をする、眠っている教員がいた。次年度以降は、実施日のみ伝えるブラインド訓練を実施したい。

⑤教員研修

校内の教員研修のテーマに防災・減災を取り入れたい。

活動内容写真

活動において工夫した点

起震車による揺れの「体験」(震度6強、7)と地震の発生原理や土地の性質、地震発生時の行動、対策など「知識」の双方からアプローチをした。全学年を2つのグループに分け、一人でも多くの生徒に揺れを体験してもらった。また、自身が講話するにあたり「地学の知識を混ぜたこと」、市の危機管理課と連携し「地域の土地の特性や市の防災取り組みの情報収集を行ったこと」が工夫した点である。

資料ダウンロード

資料ダウンロード