
南中みらいプロジェクト(なんプロ)「セイフティプロジェクト(防災学習)」
岡山県新見市立新見南中学校
活動に参加した児童生徒数/2 学年 38 人
活動に携わった教員数/16人
活動に参加した地域住民・保護者等の人数/約100人
実践期間2024年4月1日~2025年3月31日
活動のねらい
本校の学校目標「希望ある未来を切り拓く生徒の育成」を実現するための重点項目として、今年度は「確かな学力」と「人間力」の育成と夢・目標の達成を掲げている。そのために、総合的な学習の時間のPBLや体験学習を核に据え、教科横断的な視点で教育課程を編成している。学習の基盤となる育成すべき資質・能力として「情報活用能力」「問題発見・解決能力」「コミュニケーション能力」「発言力・発信力」「批判的思考力」などの項目を掲げ、ルーブリックで教師と生徒が評価基準を共有しながら教育活動を展開する。併せて、地域の人的・物的資源を活用しながら、地域とのつながりを構築し、ふるさとを愛し、地域に貢献しようとする生徒を育成する。【資料1、2】
活動内容
1)実践内容・実践の流れ・スケジュール
4月 ガイダンス
ハザードマップ活用出前授業
5月 ICT講座 ①情報活用講座 ②ドローンプログラミング学習
6月6日 新見市総務課危機管理室出前授業 ①ハザードマップ活用
6月27日 新見市総務課危機管理室出前授業 ②避難所設営、土嚢づくり
6月14日 学校運営協議会と校内研究・カリキュラムマネジメント部会の協議(計画への助言)
6月20日 ハザードマップを活用したフィールドワーク
7~9月 グループ別課題探究学習(ブース発表準備)
10月 発表練習(学校運営協議委員からの指導助言)
10月12日 煌南祭「なんプロ~セイフティ・プロジェクト」ブース発表
11月20日 学校運営協議会と代表生徒との協議(成果と課題について)
12月19日 ケーブルTV職員出前授業
1月 グループ別課題探究学習(CM動画制作)、神戸防災学習に向けての事前学習
1月16日 神戸防災学習「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」見学
1月 グループ別課題探究学習(CM動画制作)
1月27日 動画発表練習(学校運営協議委員、ケーブルTV職員からの指導助言)
2月7日 参観日「なんプロ~セイフティ・プロジェクト」CM動画発表
2月14日 まとめ(備中県民局による減災ワークショップ)
2)9月研修会の学びの中から自校の実践に活かしたこと。研修会を受けての自校の活動の変更・改善点。昨年度まで(助成金を受ける前)の実践と今年度の実践で変わった点。助成金の活用で可能になったこと。
・昨年度までは煌南祭でのブース発表がゴールだったが、より多くの地域の方に減災の大切さを発信するため、地域のケーブルテレビの職員に動画制作の仕方やポイントを教えていただいてCM動画を制作し、ケーブルテレビで放映するほか、学区内の小学校や地域の自主防災会でも活用していただきたくため、CM動画へのリンクを貼ったポスターやチラシを学区内の公民館や小学校、学校運営委員に配布した。
・煌南祭のブース発表において防災グッズの販売を行った売上金を能登の復興に役立てていただくため、新見市の社会福祉協議会に寄付した。
・以前から行っている新見市総務課危機管理室による出前授業に加えて、まとめの活動として岡山県備中県民局地域福利推進課による減災ワークショップを実施する。
・本研修プログラムでつながった学校と交流ができた。生徒が他校の実践の様子を動画で見て学んだり、教員が他校の授業参観や研究発表に参加したりすることできた。
3)実践の成果
①減災(防災)教育活動・プログラムの改善の視点から
防災グッズの売上金の寄付や、減災のCM動画作成など、より広く地域の方に減災の大切さを発信したり、地域に貢献したりするなど、実践的な学習活動を展開させることができた。
②児童生徒にとって具体的にどのような学び(変容)があり、どのような力(資質・能力・態度)を身につけたか。
昨年度から活用している「発表」「グループ協働学習」のルーブリックを活動前に確認し、活動後の振り返りに活用した。また、「なんプロ」のルーブリックを作成し、教職員全体で「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」について、身につけたい資質・能力を共有して、実践を進めた。10月に実施した学習アンケートで「地域や社会をよくするために何をすべきかを考えることがある。」の積極的肯定が6月の結果および昨年度平均よりも19%向上した。「自分と違う意見について考えるのは楽しい。」「学級の生徒との間で話し合う活動を通じて,自分の考えを深めたり,広げたりすることができている。」の積極的肯定も6月の結果や昨年度平均より向上した。
③教師や保護者、地域、関係機関等(児童生徒以外)の視点から
学校運営協議会の主な目的を「なんプロの充実」とし、今年度より新たに地域で防災を推進している方や地域おこしに尽力している方に協議委員を委嘱している。学校運営協議会と校内研究カリキュラムマネジメント部会の教職員や代表生徒がとともに、活動計画や成果と課題について協議する機会をもった。フィールドワークで各地区の防災倉庫を見学することなど、専門的な知見を生かし具体的な助言をしていただいた。
4)実践から得られた教訓や課題と次年度以降の実践の改善に向けた方策や展望
地域の方から「地域の防災訓練に中学生がもっと参加してほしい。」「中学生が学習した成果を自主防災会などで発表してはどうか。」といった意見をいただいている。作成した減災CM動画を自主防災会で活用していただくことや中学生が自主防災会に参加して煌南祭で発表した実演を披露することなどにより、一層地域との連携を強めたい。併せて、次年度からは計画的に、学区内の小学校の避難訓練の際に中学生が出前授業をしたり、減災CM動画の活用をしていただいたりして小中連携も推進する。また、より深く地域を知り実践力を高めるために、ボランティア活動にも力を入れる。中学生が地域で様々な活動に取り組めるよう、学校運営協議委員や地域学校協働推進員にパイプ役となってもらう。
また、現在は、3学期に阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターへ校外学習に出向いているが、課題意識の高揚を目指して1学期に、まびふれあい公園(復興防災公園)において校外学習を実施することも検討中である。
4月 ガイダンス
ハザードマップ活用出前授業
5月 ICT講座 ①情報活用講座 ②ドローンプログラミング学習
6月6日 新見市総務課危機管理室出前授業 ①ハザードマップ活用
6月27日 新見市総務課危機管理室出前授業 ②避難所設営、土嚢づくり
6月14日 学校運営協議会と校内研究・カリキュラムマネジメント部会の協議(計画への助言)
6月20日 ハザードマップを活用したフィールドワーク
7~9月 グループ別課題探究学習(ブース発表準備)
10月 発表練習(学校運営協議委員からの指導助言)
10月12日 煌南祭「なんプロ~セイフティ・プロジェクト」ブース発表
11月20日 学校運営協議会と代表生徒との協議(成果と課題について)
12月19日 ケーブルTV職員出前授業
1月 グループ別課題探究学習(CM動画制作)、神戸防災学習に向けての事前学習
1月16日 神戸防災学習「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」見学
1月 グループ別課題探究学習(CM動画制作)
1月27日 動画発表練習(学校運営協議委員、ケーブルTV職員からの指導助言)
2月7日 参観日「なんプロ~セイフティ・プロジェクト」CM動画発表
2月14日 まとめ(備中県民局による減災ワークショップ)
2)9月研修会の学びの中から自校の実践に活かしたこと。研修会を受けての自校の活動の変更・改善点。昨年度まで(助成金を受ける前)の実践と今年度の実践で変わった点。助成金の活用で可能になったこと。
・昨年度までは煌南祭でのブース発表がゴールだったが、より多くの地域の方に減災の大切さを発信するため、地域のケーブルテレビの職員に動画制作の仕方やポイントを教えていただいてCM動画を制作し、ケーブルテレビで放映するほか、学区内の小学校や地域の自主防災会でも活用していただきたくため、CM動画へのリンクを貼ったポスターやチラシを学区内の公民館や小学校、学校運営委員に配布した。
・煌南祭のブース発表において防災グッズの販売を行った売上金を能登の復興に役立てていただくため、新見市の社会福祉協議会に寄付した。
・以前から行っている新見市総務課危機管理室による出前授業に加えて、まとめの活動として岡山県備中県民局地域福利推進課による減災ワークショップを実施する。
・本研修プログラムでつながった学校と交流ができた。生徒が他校の実践の様子を動画で見て学んだり、教員が他校の授業参観や研究発表に参加したりすることできた。
3)実践の成果
①減災(防災)教育活動・プログラムの改善の視点から
防災グッズの売上金の寄付や、減災のCM動画作成など、より広く地域の方に減災の大切さを発信したり、地域に貢献したりするなど、実践的な学習活動を展開させることができた。
②児童生徒にとって具体的にどのような学び(変容)があり、どのような力(資質・能力・態度)を身につけたか。
昨年度から活用している「発表」「グループ協働学習」のルーブリックを活動前に確認し、活動後の振り返りに活用した。また、「なんプロ」のルーブリックを作成し、教職員全体で「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」について、身につけたい資質・能力を共有して、実践を進めた。10月に実施した学習アンケートで「地域や社会をよくするために何をすべきかを考えることがある。」の積極的肯定が6月の結果および昨年度平均よりも19%向上した。「自分と違う意見について考えるのは楽しい。」「学級の生徒との間で話し合う活動を通じて,自分の考えを深めたり,広げたりすることができている。」の積極的肯定も6月の結果や昨年度平均より向上した。
③教師や保護者、地域、関係機関等(児童生徒以外)の視点から
学校運営協議会の主な目的を「なんプロの充実」とし、今年度より新たに地域で防災を推進している方や地域おこしに尽力している方に協議委員を委嘱している。学校運営協議会と校内研究カリキュラムマネジメント部会の教職員や代表生徒がとともに、活動計画や成果と課題について協議する機会をもった。フィールドワークで各地区の防災倉庫を見学することなど、専門的な知見を生かし具体的な助言をしていただいた。
4)実践から得られた教訓や課題と次年度以降の実践の改善に向けた方策や展望
地域の方から「地域の防災訓練に中学生がもっと参加してほしい。」「中学生が学習した成果を自主防災会などで発表してはどうか。」といった意見をいただいている。作成した減災CM動画を自主防災会で活用していただくことや中学生が自主防災会に参加して煌南祭で発表した実演を披露することなどにより、一層地域との連携を強めたい。併せて、次年度からは計画的に、学区内の小学校の避難訓練の際に中学生が出前授業をしたり、減災CM動画の活用をしていただいたりして小中連携も推進する。また、より深く地域を知り実践力を高めるために、ボランティア活動にも力を入れる。中学生が地域で様々な活動に取り組めるよう、学校運営協議委員や地域学校協働推進員にパイプ役となってもらう。
また、現在は、3学期に阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターへ校外学習に出向いているが、課題意識の高揚を目指して1学期に、まびふれあい公園(復興防災公園)において校外学習を実施することも検討中である。
活動内容写真
土嚢づくり体験
防災グッズの製作体験および販売
避難所での生活・設営体験
防災グッズの売上金の寄付
学校運営協議委員と代表生徒の協議
ドローンプログラミング学習


土嚢づくり体験

防災グッズの製作体験および販売

避難所での生活・設営体験



防災グッズの売上金の寄付

学校運営協議委員と代表生徒の協議

ドローンプログラミング学習
活動において工夫した点
総合的な学習の時間のPBLや体験学習を核に据え、教科横断的な視点で教育課程を編成している。特に協働的な学びや発表活動に必要となる資質・能力はルーブリックを教員と生徒が共有し、総合的な学習の時間だけでなく各教科の授業でも活用している。また、フィールドワークにおけるAR技術の活用や災害時のドローンプログラミング、減災CMの動画作成など、ICTを活用し情報活用能力の育成にも力を入れている。【資料3、4、5】