会報60号に鎌倉ユネスコ協会会員の高校生2名が、全国から応募した約2000名の中から選ばれたことは報告済みですが、参加された園田光さん、池本碧さんご両名のプログラム体験の感想文が寄せられました。 | ||
世界遺産スタディープログラム瞬く間に過ぎていった一週間 園田 光 3月28日(月)〜4月3日(日) |
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ガリバープレゼンツ・世界遺産スタディープログラムに参加して 池本 碧 私は3月28日に成田を出発し、ユネスコ本部、ルーブル美術館、シャルトル大聖堂、ベルサイユ宮殿、ノートルダム寺院を訪問し4月3日に帰国してきました。 |
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このプログラムに参加するまでは、正直に言ってユネスコの活動について全く知りませんでした。しかし今回のこのプログラムの参加により、ユネスコの活動テーマである「教育・科学・文化・交流」について、それぞれ体験できたことは大変有意義でした。このような機会でなければ、ユネスコ本部を訪問することも、そこのメンバーの方々と交流することもできなかった。私の人生にとって、全く未知で貴重な体験の日々でした。 フランスと言えば、全くの白人社会のイメージがあったのに、交流会でも街中でも多くの黒人の方々を見かけたことに多少の驚きを感じました。 また、シャルトル大聖堂、ベルサイユ宮殿などの世界遺産に登録してある建物だけでなくパリの街全体から歴史を感じさせられ、街ごと世界遺産のように感じました。 日本の世界遺産は「木の文化」というイメージがあるのに対しパリは「石の文化」でしょうか。東京と同じような大都市にも拘わらず、「ゴミゴミ」「せかせか」とした感じはなく、ゴミも少なくゆったりとした印象を受けました。この違いは何なのでしょう? 単に土地の問題だけではなく、国民性や街に対する意識の違いなのでしょうか。パリ一都市と比べてもこれだけ違い、「世界」は本当に広く多種多様に富んでいるのだなと再認識いたしました。これからも私を含めた多くの人たちが各国の「世界遺産」を知り、それを通じて、少しでもお互いの国民性や感性を理解しあえるようになったら、きっともっと良い社会になっていくに違いありません。 今回の派遣に対し、ガリバー及びユネスコ関係者の方々に心より感謝申し上げます。この訪問が無駄にならないよう努めていきます。 |