また外部との会合や大会にも 出席して、民間ユネスコ活動の全体像 を理解されている方。お忙しい中、お
                  話を伺いました。 
                   
                  ユネスコとの出会い 
                  「退職してしばらくはゆっくりしよ うと思っていたところへ、鴇澤さんか
                  ら誘われまして--。入会して会員の皆 さんの熱意とパワーに感心しました。 半端な気持ちでは申し訳ないと思うよ うになりました」。郷里は富山県。 
                  実
                  はここでユネスコと丸山少年との素敵な出会いがありました。「中学2年生の時、富山ユネスコ協会主催の絵画展で入賞しました。もらったユネスコバッジをしばらく付けていましたよ。鎌ユ協で絵画展に関わるようになって、感慨深いものがあります」。当時を懐かしむように話してくださった。 
                趣味は多彩に
                     
                  「読書は好きでして、いろいろな分野の本を買ってありますが、読む時間が無くて」と残念そう。しかしたくさん趣味をお持ちでした。仕舞を始めて6年。月2回横浜の能楽堂へ通う本格派。数ある日本の伝統芸能の中でも、能はひときわ近寄り難いと思っている私は「えっ」と思わず一声。そしてお顔をまじまじと。あの厳かな能舞台に立つ丸山さん?---お似合いですねー。いつの日か拝見したいものです。
                    「旅行にはよく行きます。世界遺産は日本はほとんど、海外にも随分行きました」。訪問先で歴史や文化の知識を一段と深めていらっしゃるご様子。また旅の写真を撮るのも楽しみの一つとか。つぎつぎとお話が弾みました。 
                     
                    理事長としての抱負  
                  「活動の柱は二つあります。一つは国際的な活動。スタディーツァーに参加して大変感動しました。Educationfor
                    Allの精神に基づいて 識字寺子屋支援を続ける。二つ目は地域に根ざした活動。学校との連絡を密にしてユネスコ活動を若い世代に普及する。この二つを大切にして務めたいと思います」。お名前のごとくに丸いお人柄で会員の やる気 を一層引き出して、舵取りしてくださるに違いない。さらなる発展に向かって期待は大きい。    (文 関根
                    ・ 写真 鴇澤)  |