ユネスコサロン
訪仏スタディーツアー報告会

7月10日(日)午後2時から鎌倉市生涯学習センター第6集会室においてユネスコサロンを開催しました。今回は日ユ協連主催の「ガリバープレゼンツ・松井秀喜ホームランチャリティ世界遺産スタディプログラム」に選ばれた24名のうち神奈川県出身の4名のうちの3名が報告者として登場しました。
スタディツアーの期間は3月28日に成田に集合、ガイダンスを受けて29日から4月4日までの6泊7日の日程。
パリでユネスコ本部を見学した報告もあるので、このサロンでは最初に「日本のユネスコ加入」という1951年春のドキュメント、当時GHQが撮影していたものを後日借りて編集したビデオを上映。
監修は鎌倉ユネスコ理事尾花珠樹さん(元日ユ事務局長)の名前を発見した歴史に残るビデオでした。
また、このビデオは名古屋で開催された全国大会で上映されたばかりで、機会があれば、鎌倉ユネスコ会員はぜひ見て欲しい記録ビデオです。

 

さてサロンは司会を山田ミヤ子事務局長が担当。

報告者は海老名市にある、中央農業高校3年生の小野裕士さん、鎌倉女学院2年生の相原佳奈子さん、鎌倉ユネスコ会員で横浜桜陽高校2年生の園田光さんの三名。

ツアーにどんな印象持ち、作文の内容はどんなこと

この質問に小野さんは「パリの街はどこも古く歴史を感じた。


小野裕士さん
自分は農業学校でジャガイモの研究をしており、タネイモを作っているのでそのことを書きました」。

相原さんは「美術に関心があったので、パリは憧れの街でした。パリは首都でありながら街自体に芸術を感じました」と。

相原 佳奈子さん
園田さんは「自分は社会科の先生になるのが目標。ユネスコ本部を訪問したこと、ユネスコクラブのメンバーとの交流は忘れない」と述べました。 
園田 光さん

記録写真は、パワーポイントを使って、スクリーンに拡大、29日から順次、日ごとの体験を説明。
エスカルゴの初試食、ユネスコ本部の説明、安藤忠雄の"瞑想の空間"、教会のステンドグラス、ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿など印象深い写真を見せていただきました。
トピックスはかくし芸。小野さんは尺八を吹き、相原さんは折り紙、園田さんは風呂敷の使い方をそれぞれ披露したそうです。

このツアーで学んだこと、今後の抱負

小野さんは「海外に出たのは初めて、多分一生忘れない貴重な体験をしました。今後は自分の夢を実現するために努力したい」。
相原さんは「ツアーに選ばれたことは自信になった。美術館の学芸員になることが夢。パリには何回も行きたい」と。
園田さんは「先生になるために良い経験をしました。今後もユネスコ活動を続けたい」と。それぞれ抱負を述べていただきました。
出席していたユネスコ会員も感激。目的を持った報告者に大きな拍手を送り、サロンを終了しました。(鴇澤)

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