☆もったいない
布団や座布団になり、小さなお手玉になる迄使われていた子供の頃。今は自転車や傘が修理を想定せずに作られている
。ノーベル平和賞受賞者の著者は日本で「もったいない」の言葉をみつけた。物も人の能力も充分活かさないのはもったいない。
日本古来の美徳、飽食の日本人が忘れかけていた此の言葉を改めて見直し、物や人を大切にする優しい心が、平和に繋がると呼びかけている。著者の提言4R。リデュース、リユース、リサイクル、+リペア。
ケニア共和国環境副大臣ワンガリ・マータイ著、定価925円、マガジンハウス、原文英語、対訳付。(佐藤嘉子) |