晩秋の鎌倉に「平和の鐘」鳴りわたる!

 ユネスコ月間の11月20日(日)正午紅葉の始まった鎌倉市内に13の寺院、2のキリスト教会の鐘がうち鳴らされた。

 
 今年もまた鎌倉仏教会のご協力と鎌倉市及び鎌倉教育委員会のご後援をいただき、去年の大雨とは打って変わって秋晴れに恵まれ主会場の東慶寺、長谷寺には300人を越す参加者が集まり、ご住職様の講話と世界平和を祈念しての読経に続き一人一撞した。
 
 昔は時の鐘として撞かれた様であるが、昨今では多くの寺院では除夜の鐘で撞かれるだけになってしまっている。
 
 時ならぬ鐘の音に観光客もビックリした様子であったが、平和を祈念して撞かれている事を知り、また鐘を撞くのは初めての経験と参加者の列は長いものになった。 


 

鎌倉は外国人の観光客も多くおり、参加してくれた人は大鐘を撞くのはもちろん初めて、見よう見まねで合掌して鐘を撞き、にっこりする顔を見て私もうれしくなった。


鎌倉ユネスコでは「平和の鐘を鳴らそう!」運動は2回目であるが近隣にチラシをポスティングしていると「鐘の鳴るのを心待ちしている」との声も聞かれた。

 去年は8月15日に実施したが、この日は色々の行事が催されており、また鎌倉特有の問題として、各寺院ともお盆で忙しく、今年はユネスコ月間の日曜日に変更し、多くの寺院から協賛参加していただけた。

 このような運動は継続的に同じ時期に実施することが肝心であり、我々鎌倉ユネスコとしては今後も11月に実施し、地域に密着した運動と定着させて行きたい。(森井)

ご協賛いただいた寺院殿、教会殿(順不同)
東慶寺 長谷寺 光照寺 上行寺瑞泉寺 貞宗寺 妙本寺 妙隆寺明王院 龍寶寺 薬王院 青蓮寺安国論寺 カトリック雪ノ下教会日本基督教団鎌倉教会