ブラジルの世界遺産セラ・ダ・カピバラ国立公園周辺で学ぶ子らの教育に献身している女性考古学者ギドン博士から礼状と冊誌(写真)が届きました。
去る7月、現地を訪ねたマイケン代表井上アメリアさんに鎌倉ユ協が託した奨学金12万円に博士は「当地の子らに有効に使わせていただきます。皆さま、ぜひ当地訪問を」と結んでいる。
昨春、ネパールの世界遺産ルンビニを訪ねた鎌倉ユ協から、現地寺子屋で学ぶ子らへと奨学金を贈呈した。
その奨学金を受けて勉強しているナツワ3兄弟(写真)のその後について日ユ協連事務局のファイン荒井さんから、次のような近況が届きました。
「ナツワはカーストの名前で直訳は“踊り子”。村から村へ移り住み物乞いの放浪生活をしています。寺子屋開校と同時に通いだしたナツワ3兄弟は、18ヶ月間ネパール語の読み書き・計算・保健衛生を学び、次男パップ君(13歳)はナツワから初のケースで晴れてマドバニ小学校に編入。彼の夢は医者になること。
村に巡回医師が来ると助手として活躍。最初は息子の寺子屋通いに反対だったお母さんも今は大の息子自慢です。」(尾花)