情報ア・ラ・カルト

後半は正倉院文化源流展

 “煌く布展”で前半を終えた八ヶ岳シルクロード美術館の後半期は7月1日から12月17日迄“シルクロードのきらめき・正倉院文化の源流を尋ねて”に入りました。10月4日からは更に“平山郁夫欧州写生絵巻”展も併催。平山郁夫画伯がユネスコ親善大使に任命される原点がユネスコ第1回フェローシップを受けての訪欧で、そのとき描かれたスケッチが特別企画で一堂に並びます。また10月31日には同美術館で平山美知子館長の講演とサイ・イエングアンさんを迎えての“世界の名曲とオペラアリア・コンサート”を三越トラベル(TEL03−3274−6284)が企画。甲斐小泉の秋は文化のかおりが満ちるようです。  (尾花)

 


第15回わたしの巴里祭
 8月1日芸術館で行われたシャンソンの発表会に大沢育子さんが出演されました。ステージの彼女は、まるで別人、一年間の練習の成果を堂々と熱唱し喝采を浴びました。中には15回目で、85歳の方もあり、多士済々でした。
 皆さん素敵な衣装で日ごろの家事や雑事から解放されて、歌の世界があるのは大変素晴らしい、歌の苦手な私はとても羨ましく思いました。大澤さんにはこれからもずっと続けて輝いて欲しいです。(久保)

鶴さん個展

 芸術館ギャラリーで、鶴初美さんの「平和への祈り」というテーマの絵画展が開かれた。シンガポール在住12年という国際派の油絵の力作が並ぶ。今回は、エジプトからイスラエルへの聖地の旅と、そのスケッチが水彩画41枚で出品された。桃色の花の咲くゴラン高原が、7月のイスラエル軍によるレバノン攻撃でどうなっているか。平和を願いながら絵筆を取る、常に弱者に向けた優しいまなざしを感じた。 (内田)

   

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