三木卓さん,日本芸術院賞と恩賜賞をダブル受賞。

われらが会報『鎌倉ユネスコ』表紙エッセイを毎号ご担当いただいている三木卓さんが「文学諸分野での長年の功績」により2006年度の日本芸術院賞と恩賜賞をダブル受賞。

 「トツゼンのことで、よろこびながらアワテフタメいているところ。鎌倉の女性ファッションを楽しみながら(すごい子もいるんです!)余生を送るつもりでおりましたが、もう少しだけがんばろうと思ったりしています。連載のほうも、なにしろみじかいのでムズカシイのですが、いっそうがんばらなくては、と思っております」と近況を伝えるお便りに。

 若き日の芥川賞を皮切りに、小説・詩・児童文学各分野の「賞総なめ文学者」と言われている三木さんについて『ウィキペディア』百科事典は「性を扱ったものから児童文学まで領域は幅広く、世界的に評価されるべき文学者」と紹介している。
 ますますのご健筆を。乾杯!(尾花)

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