このたび２００７年４月１０日付で、インドネシア中部ジャワ文化遺産保存センター所長トリ・ハトマジ氏より感謝のメールと共に報告書が鎌倉ユネスコに届けられました。

　２００６年５月２７日に発生した中部ジャワで起こった地震は、世界遺産である「プランバナン寺院遺跡群」の建造物を倒壊、破壊しました。近隣の市街地も含めて国際会議で必要な地震の英文報告書を制作するに当たり、その費用負担を鎌倉ユネスコに依頼してきたのです。これは鎌倉ユネスコの会員でもあるプロジェクト"ワールド・ヘリティッジ"の工藤父母道氏からの情報でした。

　鎌倉ユネスコは、これに応えて＄６０００を送金し、報告書は完成し、２００７年３月２７・２８日、ジャカルタで開かれた文化観光局の会議に、英文版の報告書を配布できたというメールの内容でした。

約１００ページのカラー印刷、ハードカバーの報告書には、This issue is financially
supported by Kamakura UNESCO Association in Japan と記名されています。　　　　　　(鴇澤)