2007年6月、鎌倉ユネスコに待望のユースクラブが誕生しました!「Youth
Eye」とは、この発足を機に生まれた企画です。鎌倉ユネスコの活動を支えてこられた先輩方に、ユースは何を学び、次の世代に活かしていくのか。ユースの視点からお話を伺い、これからのユース活動のヒントを頂いていきたいと思います。
記念すべき、第一回目の今号では、鎌倉ユネスコの顔である、お二人、森井曠雄理事長と尾花珠樹理事にお話を伺いました。
「世界遺産になるために、何かをするのではない。登録は普段からの取り組みの結果であるべき」鎌倉の世界遺産登録が叫ばれている中、お二人の意見は一致していた。「世界遺産の役割は、地域の文化に目を向けるきっかけづくりではないか」森井理事長は、そう語られた。
世界遺産を通じて、地域と世界を繋ぐことができる。ユネスコ活動の魅力は、この視野の広さにあるのだろう。
尾花理事は「自分たちが行っていることだけがユネスコ活動ではない」「世界の問題に対し、地域の人々が目を向けられるような触媒に鎌倉ユネスコがなれればいい」と語られた。
グローバル社会の中、私たちの生活は必ず世界の誰かと繋がっている。日常の中で何か一つ問題意識を持つだけでも、鎌倉ユネスコが触媒となるきっかけが生まれるのではないか。
「私の宝は鎌倉ユネスコの仲間」尾花理事が言われた言葉は、私たちユースが目指すものでもある。「とにかく走り出せ!走りながら考えろ」森井理事長の言葉通り、今ユースは走り出した!(蓮見)
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