民間ユネスコ運動60年を期に地域ユネスコ協会を応援するために導入された「ユネスコ運動推進員研修」がスタートしました。鎌倉ユネスコ協会からは、山田雅子、小芝理抄、金優佳の3人がチームを作りこの研修に参加しています。7月の選考後から始まった事前研修に続き、この度、カンボジアでの「海外ユネスコ運動研修」が終了しましたのでご報告いたします。今後は2008年3月まで「国内地域ユネスコ活動研修」が続きます。 |
|
チョンクニア村の水上寺子屋 |
|
研修の感想&推進員の心構え 研修に参加し、机上の考えだった途上国の発展や識字の重要性を自分の言葉で語ることが出来る様になってきたように思います。自分にとって心地よい笑顔や時間の流れの中で、世界のバランスの不均衡さ、豊かさとは何か、「生きる」とは何か、自分の人生を支えるテーマが明確になりました。戦争体験を話して下さった教育省のオーセさんの「人々がオープンマインドになることが平和に繋がる」という言葉はカンボジアから帰ってきてからも、毎日意識させられる言葉です。今回、研修に応募する機会をくださった山田さん、鎌ユの皆様や日ユの皆様にはバックサポートを多く頂きました。本当に感謝しています。今後とも推進活動をがんばっていきますので、よろしくお願いします。 (金) 元々、識字教育とカンボジアに興味があり、大学で自分なりに研究をしていたため、今回の研修の話を聞いた時運命を感じました。現地では、タプロムのガジュマルを見て自然の力を肌と空気で感じ、出会った子供たちからたくさんのエネルギーを貰いました。湖の中ではしゃぐ子、カメラに群がる子、1ドルと連呼しながら物を売りに来る子、みんな生き生きしていました。一方、先進国で豊かなはずなのに若者の無関心、いじめ、自殺、そんな言葉が飛び交う日本。心の貧しさを感じずにはいられません。国連の良心と言われるユネスコの活動を推進しながら、世界の現状を伝え、人々の視野を広げるきっかけ作りをしていきたいと思います。鎌ユのみなさまに見守られ、成長しながら頑張っていきたいと思います。(小芝) |