情報ア・ラ・カルト

◆砂漠をゆくラクダの隊商
 一堂に集めた幻想の世界

八ヶ岳南麓の平山郁夫シルクロード美術館の新館が落成。7月13日から12月15日迄「平山郁夫と大いなるシルクロード」特別展が開かれている。

初公開の大作「古代ローマの遺跡フォロ・ロマーノ」(写真下)を含む画伯の代表作品群と、日本の美シリーズ、長年にわたるシルクロード文物コレクションを展覧。

7月12日の新館落成式には中国、ウズベキスタン、アフガニスタンなど、シルクロードに関係深い各国大使が列席。

地元の北杜市長が「小淵沢からこの美術館に至る街道を平山郁夫シルクロードと命名することが議会を通った」と披露すると、会場は一瞬どよめきに包まれた。

中国琵琶の世界的名手・ 善祥氏の熱烈な祝賀演奏が幻想の空間に響きわたる高原の祝祭であった。(尾花)

古代ローマの遺跡フォロ・ロマーノ

◆若宮大路
グリーン・クリーン運動

今年も6月1日(日)午前10時から若宮大路の沿道の樹木の手入れ雑草取り、花壇の植え替えが行われました。晴天に恵まれ、県、市、ボランティア団体、一般市民など約250名が参加、鎌ユからも8名が参加して運動に協力しました。(赤井)

若宮大路グリーンクリーン運動

◆第44回鎌倉合唱連盟定期演奏会

去る7月13日(日)鎌倉芸術館大ホールにおいて鎌倉市内の28団体が参加して行われました。出演団体の一つ、カトリック雪ノ下教会聖歌隊の一員として鎌ユの鴇澤理事が出演されました。
 オルガンの伴奏でホールの中に響きわたる聖歌隊の清らかな歌声は外の暑さを忘れさせてくれ、感動しました。      (赤井)

◆鎌倉美術展で「笹りんどう賞」 を受賞 野口さんの染め織

「おっ これは」7月の光の中目を惹いた。「華あかり」。7月11日〜17日鎌倉芸術館ギャラリーで開催された鎌倉美術展。工芸部門(染織、陶芸)に出展、見事「笹りんどう賞」に輝いた野口和子理事。この賞は、鎌倉美術家協会会員の中から優秀な作品に与えられる最高の賞。今年で第44回を迎える伝統ある鎌美。時が趣を加え、心の内側を見つめるような鋭さもさりげなくこなし、清々しい風格が似合う堂々たる作品となった。作者が正面から真摯に取り組む姿勢が、見る側に強く伝わってくると審査員の講評もうれしい。一方、平和の重さを訴えるメッセージも感じられ、味わいのある美術展であった。 おめでとう。 (吉田)

野口さんの染織「華あかり」

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