ひろば(会員の声を掲載しているページ)より・・・

僕と日本
シャジャハン・アリ
僕はシャジャハン・アリ、あだ名はシャオンといいます。15年前にバングラディッシュから鎌倉に来ました。小町通りにあるインド料理レストラン「T−SIDE」を皆さんから愛されながら続けています。僕は日本の文化、日本人の優しさが好きです。僕は日本人女性と結婚し、子供も2人います。
 6年前からお店の売り上げの一部で、祖国の貧しい学生を援助しています。僕はもっと祖国の恵まれない子供たちを支えたいと考えています。人を幸せにすること、それが僕の幸せです。これからもよろしくお願いします。

うちのワンちゃん
渡辺 達郎
 わが家には、犬が3匹いる。大きいのがサルーキーという大型犬で、色は黒い。立ち上がると私の背丈を超える。残りの2匹はシュナウザーという小型犬である。もちろん家の中で飼われているから、四六時中一緒である。3匹とも仲良しで、かつ可愛い。しかし、性格がそれぞれ違うから面白い。
 犬を飼うことと、もうひとつ、私の願いは馬を飼うことである。この願いはもちろん実現していないが、私の中学時代からの願望なのだ。自らの年令や条件を考えると、叶わぬ夢とは思うが、願いとしてはこれからも持ち続けたい。

「鉢の木」物語に学ぶ
坂口 賢三
 この物語りは当地、鎌倉幕府の元執権、北条時頼が吹雪の中で難渋。凍る我が身を家宝の鉢の木を燃やし温めてくれた困窮する浪人佐野源左衛門の[貧しくても心だけは豊かに]真のおもてなしに深く感動、その後の出逢いの物語りです。鎌ユでの諸活動の原点をそこに学びたいと思います。
 今は少し体調を崩し、その責務をはたせず申し訳なく思っています。今後とも鎌ユの皆様と相集い、交流を深め、身近で貢献可能な活動の輪を広げて行く決意に変わりはありません。

大仏様と英語
田村 耕一郎
 9月末、30年来の豪州友人夫妻を高徳院に案内した。友人は仁王門の後ろにある門の脇の[掲示]の英文説明を読み、"これはシェークスピア時代の英語で珍しい!"と感心。
" 日本語での説明が古文であるから英訳も古い英語"と伝えたところ、高徳院に興味深々。中に入ると、大仏様の優雅な姿と緑に囲まれた調和の美しさに見惚れていた。売店脇の休憩所脇に掲げてある「鎌倉大仏因由」の英文を読み、"現代英語で書かれているがどうして?"との質問、"それは日本語の説明文が現代語になっているから"と伝え、納得した。
 この様に日本語の文体にふさわしい英語訳を添えているのは、流石、大仏様の気配りと感心した。

“ことば”から広がる世界
佐野 彩
 街を歩いていると、私たちののまわりは、日本語、外国語、方言、若者ことばなど、さまざまなことばで溢れていることに気づかされます。
 世界ではいくつの言語が話されていると思いますか?その数は6千とも7千とも推測されています。ことばの背後にある文化や社会を知ることは、私にとって大変興味深いことです。
 ところが、これらの言語の半数以上がそれほど遠くない未来に失われてしまうかもしれないと言われています。
 ことばだけではなく、興味を惹かれたこと、考えて行動しなければと思ったことを皆様と分かちあっていけたらと思っています。

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