かまくら国際交流フェスティバル2008実行委員会が主催するフェスティバルは、11月9日会場を、高徳院の鎌倉大仏様の周囲の回廊で開催された。天候は曇りから雨で肌寒い一日だった。 鎌倉ユネスコは、前日から準備に入り、いつもの場所でバザーと民族衣装の着付けで会場を盛り上げた。参加した会員28名。 自慢の料理、ミャンマー料理のチャーザンチェ(唐辛子入りの暖かいスープ)は、12月上旬の気温も手伝って、よく売れていました。 もう一つの料理はマリ共和国の料理"デゲ"と"ポリッジ"の登場でした。 穀物のミレットの粉から作られたもので、小さな粒に熱湯をかけて蓋をし、水分を吸収させたものを食べます。 マリでは、これにヨーグルトや牛乳をかけ、砂糖などで甘味をつけてデザートや朝食としていただくそうです。 留学生との国際交流 鎌倉ユネスコにとって今回の最大の出来事は、海外の留学生を招いて国際交流をしたことです。 鎌倉ユネスコ側の世話役の一人、千葉紘理事の話によると「東京交流館に滞在して勉強中の大学院生と博士課程の学生が35名、鎌倉ユネスコ協会のイベントに参加してくれて、賑やかになりました。 大仏殿でのフェスティバルのあと『武家の古都、鎌倉』というテーマで日本及び日本人の原点にふれてもらったのです。 暗くなってからバスで最後の訪問場所の建長寺を後にしましたが、どの留学生も感慨深い表情を見せていました。 来年以降は、交流館が鎌倉ユネスコとのコラボレーションで参加してくだされば、うれしい」と語ってくれました。 |
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