2009年度鎌倉ユネスコユース賞表彰内容と報告

1月24日(日)午後2時から、鎌倉芸術館集会室で「絵で伝えよう!わたしの町のたからもの絵画展」と「鎌倉ユネスコ ユース賞」の合同表彰式が開かれました。「絵画展」の受賞作品11点(詳細は6−7頁参照)及び「ユース賞」の7校が表彰されました。会場には松尾崇鎌倉市長、兵藤芳朗副市長、熊代徳彦教育長、絵画展の審査委員長小島敬介先生、ユース賞の審査委員長河合克也先生が来賓としてご参加くださり、受賞の子どもたちへの温かいスピーチを沢山いただくことが出来ました。

「ユース賞」の表彰
最優秀賞は大船中学校の生徒会が獲得しました。「ことば」に注目。審査員の高い評価につながったそうです。
優秀賞は鎌倉高校3年生の小林眞弘さん。彼は大学入試センター試験の直前で出席できず、指導した辻宏道先生が代理出席されました。
もう一つの優秀賞は第一中学校。地域の小学校との交流と連携が評価されました。
ユース賞は4校。いずれも福祉や環境といった社会の問題意識が反映されたプログラムが多く選ばれました。

受賞者へのインタビュー
山田ますみ理事による突撃インタビューでユース賞の最優秀賞を獲得した大船中学校生徒会長の菅田一英さんは「大船中は言葉のミュージアム」運動を説明、「本当はきらいじゃないぜおまえらのこと」等、生徒会が募集した「言葉」を紹介してくれました。
審査委員長の河合先生の講評では、ユース賞全体を通して、子どもたちの創造性、影響力が素晴らしく、若さゆえの独創性が感じられるという言葉をいただきました。 
(内田 )

賞の内容 賞の対象者 活動名 構成員 活動の内容
最優秀賞 鎌倉市立大船中学校生徒会 「大中は言葉のミュージアム」運動 生徒会
422
明るい学校を創ってゆくための活動として生徒会本部が提案した「ことば」を大切にする活動・人とのつながりを尊重
優秀賞 神奈川県立鎌倉高等学校 3年生小林眞弘 鎌倉についての地域学習と世界遺産登録事業への協力 個人 鎌倉における世界遺産登録事業への協力:1年生の総合的学習と2年生の日本史選択者の授業で「かまくら学」を深めてゆく指導の成果
優秀賞 鎌倉市立第一中学校 美術部 理科部 夏休みの勉強・宿題・絵画のお手伝いと木工教室 27 地域が主催する小学生対象の事業に中学生がアドバイザーとして参加・交流を図る。3年継続
ユース賞 神奈川県立七里ガ浜高等学校 インターアクトクラブ 地域交流 国際理解 21 虹の子(ダウン症障害児者作業所)のバザー・かえで幼稚園「かえでフェスタ」の手伝い・腰越中学・七里ガ浜小への出前授業や交流。6年継続
ユース賞 鎌倉市立大船中学校ボランティア部 ボランティア活動 環境保全 9 @地域社会への貢献:学区の見守りパトロール・美化運動A福祉活動:大中祭でのユネスコ募金、保育園・老人施設でのふれあい活動など
ユース賞 鎌倉市立手広中学校総合的な学習の時間の取り組み 手広トライアル1年福祉体験学習 1年生 市内15のケアセンターや子育て支援センター、デイケア施設、デイ銭湯にグループで訪問・認知症の方とも交流
ユース賞 鎌倉市立深沢小学校エコキャップ推進委員会 ペットボトルキャップ回収でワクチンを 20 リサイクル運動が社会との接点になり、命や環境を考え、世界に目を向けさせる。クラスと職員室で集める。保護者の協力も。2年継続・1年間で100人分のワクチンを

 

 
 

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