平山郁夫画伯の原画で
「世界遺産支援絵はがき」新シリーズ発行

鎌倉ユネスコ協会では平山郁夫初代会長の原画による「世界遺産支援絵はがき」を2001年以来発行し、これまでにその収益1千万円余を日本ユネスコ協会連盟はじめ関係組織に寄託してきました。
平山画伯は昨年12月に他界されましたが、このほど画伯の遺志を継がれた平山美知子夫人のご好意で、第三集「シルクロード序章」と第四集「日本文化の美と源流」発行が実現しました。
この新シリーズはいずれも6枚一組、卓上額として使用できる厚紙の畳紙(たとう)に入った美装丁。絵はがき本体は最高級のマット紙に印刷されています。頒布価格は各600円。本年年末まではキャンペーン期間で第三集と第四集セットで1000円(送料込)。内容は下記の通り。
第三集 当時32歳の平山画伯がユネスコのフェローシップを受領して初めて渡欧した時代のスケッチから。後年シルクロードを描く画伯の出発点ともなった作品たちで構成。
内容 フィレンツェ ベネチァ
モンマルトル アッシシ ストラットフォード ライデン。表紙は渡欧時代の若き画伯。
第四集 フアンの多い素描集の中から選りすぐりの6点。なかでも高松塚古墳の女人像は、今回初の絵はがき化が実現した。
内容 薬師寺聖観音像 富貴寺金刀比羅宮 吉備路の秋 松島
高松塚古墳西壁女子群像。表紙は写真家仙波志郎氏の代表作とも言える画伯晩年のスケッチ・ポートレイト。
なお、第一集「日本のなかの世界遺産」、第二集「シルクロード平和への道」(いずれも6枚一組500円)も併せて頒布中。(尾花)

 
新シリーズの第3集
 
新シリーズの第4集
 
第1集
 
第2集

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