大会テーマは「自然と農・そして食」。基調講演は「限界集落と地域再生」と題して、長野大学環境ツーリズム学部の大野晃教授。65歳以上の高齢者が集落人口の半数を超えた集落を「限界集落」と呼ぶ。この状態になると集落の社会的共同生活の維持が困難になる。
教授は長年の北見から高知県、そして長野県のフィールドワークの成果を述べられ、限界集落再生の方向を示唆された。 また、シンポジウムでは、スーパー経営者から「地産地消」を、子供の「食育」を主婦の立場から、農場経営者から「幸せを届ける農業」と。また鎌ユの森井国内委員が報告をおこない、内容の濃い大会であった。 (鴇澤)
戻る