今年は、例年よりも早く10月31日に開催された。大仏様の回廊でブースがところ狭しと並び、大仏様の境内に活気が沸いていた。 各国の色鮮やかな珍しい民芸品や織物など見て回っていると、何回、回廊を歩いても不思議と飽きない。食べ物も文化の香りのするメニューや食材を提供しているブースがあったりで、味覚と視覚のハーモニーが観光客の心を酔わせている。 若い清泉女子大学の学生が民族衣装を軽やかにまとい、境内を笑顔で迎えれば、民族衣装の精巧な造りが彼女たちの動く動作と共に目を引くし、観光客はレンズを向けてくれる。 正しく異文化理解の役割を担っている国際交流フェスティバルの使命が光る時だ。来年の国際交流フェスティバルが待ち遠しい。(山田ますみ) |
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