◆平山画伯全生涯を偲ぶ特別展
二度とふたたび、このように壮大な企画展が実現することはないだろう。「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」特別展。1月18日、東京国立博物館で開幕し3月6日、「余りに短かった会期」と惜しまれつつ閉幕した。
第1部は“文化財の保護と継承―仏教伝来の道”。平山画伯が生涯かけて取り組んだ画業そのものと、戦火の余波で国外に流失する"文化財難民"保護に献身した画伯の「平和の求道者そして実践者」の全貌を集大成。
第2部“文化財 保護活動の結実―「大唐西域壁画」”では 画伯が20数年の歳月をかけて薬師寺に寄進し門外不出と言われた大壁画群が公開された。
玄奘三蔵院の壮厳な寺域で霊感に包まれながら拝観するのとは違い、博物館の広大な空間で仰ぎ見る壁画は三次元世界に身をゆだねたかのスケールで迫る。
同時刊行の図録(写真上)がまた圧巻。全192ページ、画伯全生涯を俯瞰する内容の濃密さ。座右の書としたい。(尾花) ◆小坂小学校に書きそんじハガキを頂きに行きました
学校へのユネスコ普及活動の一つとしてお願いしている書きそんじハガキ・キャンペーンに賛同してくださった小坂小学校では、5,6年生の運営委員会が中心となって「ユネスコ世界寺子屋運動、書きそんじハガキ1枚がアフガニスタンではノート2冊に、「などと書いた大きなポスターを作り校内掲示をして、全校生徒に呼びかけて、このたび305枚の書きそんじハガキを集めてくれました。
2月14日(月)、森井理事と私山田ミでいただきに行きました。担当の大岩先生と活動してくださった運営委員の生徒さんが全員集まって受け渡し式をして下さいました。
6年生の委員の代表からハガキを頂き、5年生の委員代表から1枚の書きそんじハガキがこんなに役立つことの驚き、そして日本での自分たちは大変幸せと思う、このハガキが役に立つことがうれしいと述べてくれました。受け取りにいったに我々も大変うれしく感激しました。(山田ミ)
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