第67回全国大会が、「持続可能社会の実現に向けて」をテーマとして、5月28日〜29日に富山で開催され、全国のユ協から約550名、当ユ協からは7名が出席した。 続けてのシンポジウムでも、張・富山大学教授が富山の水が格別おいしいかの地理学的分析を踏まえてこの自然を守る必要を、森・富山市長がLRT(Light Rail Transit)公共交通網を整備したことで市内のマイカー利用を激減させたことをそれぞれ例として、持続可能な社会は日々の身近な取組みから実現されるものであると語られた。 2日目のユネスコスクールシンポジウムでは、コーディネーターの米田・日ユ協連理事より「未来をひらくユネスコスクール」のテーマは、子供たちが「させられる」から自信を持って元気に「したい」と課題に取り組むようになるのが、ESD(持続発展教育)が学校文化に根付くポイントであるとの導入ガイダンスがあり、続けてこのテーマによるユネスコスクールの実践発表があった。 富山市立中央小学校の発表では指導の先生のスライドに併せて、10人近い児童の順次交替で原稿を見ないでのプレゼンテーションは印象的で、発表内容も全学年の児童が主体的に取組んだESD・ユネスコスクールの成果とみえた。 |
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