ペルーのイメージと言えば、やはりマチュピチュ遺跡やナスカの地上絵でしょうか? ペルーにはもっと身近な場所にも、気づかれていない素晴らしい自然や文化があります。 今回はその中のひとつ、「ルクモの丘」をご紹介します。 日本でも馴染みの深いオオイヌノフグリを含め多種多様な花が咲き出し、訪問客の目を楽しませてくれます。このような微妙なバランスを保った砂漠の丘は、世界中でもペルー、チリ、南アフリカ、西オーストラリアでしか見ることができません。 先日私は、村人たちのガイド力向上のための「インタープリテーション(物事をわかりやすく楽しく伝え、参加者に興味や感動を与えるコミュニケーション技術)講習会」を行う機会に恵まれました。「ガイドになりたい!」という夢を持つ村人たちが熱心に耳を傾け、積極的に参加してくれたのがとても印象的でした。 私もまた夢を持っています。ペルーでインタープリテーションを広め、訪れた人々が「また来たい!」と思えるような案内のできるガイドをもっと増やすことです。そのスタートがルクモの丘となり、今ではその活動が少しずつ広がり始めています。 |
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