日本とはちょっと違うペルーのクリスマスとお正月の過ごし方をご紹介します。 ペルー人の9割がカトリック信徒であるため、居間にはキリストの誕生シーンを表わした模型やツリーが飾られています。 この周りにはプレゼントがたくさん置かれ、真夜中12時頃になると、みんなでプレゼントを開封! 楽しい音楽に合わせて子どもから大人まで踊りまくります。 この日だけは、子どもは遅くまで起きていても怒られません。 @南半球の1月は日本と違って暑い夏にあたるため、ペルーの海岸線に住んでいる人々はたいがい正月前後の4日間を休み、海で肌を焼きながら過ごします。大晦日には砂浜に「にわかパーティー会場」が設置され、朝まで飲んで踊って騒ぎまくり! A街に残っている人たちも、ディスコに行き飲んで踊って過ごします。カウントダウンで盛り上がり、仲間とグラスをあわせ、たまに知らない人ともハグ(抱擁)して乾杯することも?! B海やパーティーに行かず、家でゆっくり過ごしたいと思っていても、静かに過ごすことはできません。なぜなら、大晦日は時計を見なくても新しい年が明けたとわかるくらいあらゆるところから花火の音がパンパカ聞こえてくるからです。日本の花火のようにきれいな色ではなく、大きなドンパチ音がメインの花火を楽しみ、人々は家から路上に出て、近所同士で新年の挨拶(キスと抱擁)をしあいます。その後は音楽が流れ、朝まで踊り続けるのが一般的です。 ペルーのクリスマスは家族、お正月は友だちと一緒に。そして必ず踊って楽しい一夜を過ごすところがペルーらしくて、私はそういう母国ペルーが大好きです。2012年が良い年になりますように!(太田さやか) |
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