2011年3月11日、岩手県大船渡市、時計の針はその瞬間でとまっています。あれから1年数カ月。地震、津波、原発事故を巡って、たくさんの書物が発行されました。以下は編集部に届いた3冊の紹介。お求めいただいて誌面では伝えきれない言葉たちの重さを受けとめていただければと願って。 津波はいつかまた来る 三陸海岸にはたくさんのユネスコ協会がある。そのひとつ陸中海岸国立公園に位置する大船渡ユネスコ協会が、このほど『津波はいつかまた来る〜その日のために』を刊行(写真右)。編集にとりくんだのは同協会7人の会員たち。会長の佐々木仁編集長は「この本は小・中学生が理解できる内容で書くことを目標にした」と語っている。むずかしい漢字にはルビをふり、20ページを被災前と後のカラー写真にページを割いた。 |
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「東日本大震災をどう受け止めたか」「3.11以後、日本再生への道」 |