新宿区立落合第三小学校には芦田順子さんが窓口になって同行しました。その報告です。
『地域で支える国際理解教育』を実施して…
咋年(平成12年)10月、新宿区立落合第三小学校から国際理解 教育の授業のため、昨年度に引き続き、外国人による自分の国の紹介と共に、直接接して、子ども達に理解を深めさせたいからと外国人講師の派遣依頼があり、目黒ユネスコのフレンドシップメンバーの方々にお願いすることにした。そして、アクラムさん(バングラデシュ)・ギャヌさん(ネパール)・ムラドさん(ウズベキスタン)の3人の方が気持ち良く引き受けてくれた
 学校側との打ち合わせの後、11月に2度、学校へ出向き、子ども達と楽しい数時間を過ごした。1,2年生は、バングラデシュのゲームをしたり、折り紙を折ったりなど、3,4年生は主として、子供達の質問に答えて、3人の方のそれぞれの国の紹介をしたり、その国の遊び方などを教えて一緒に遊んだりした。アクラムさんもギャヌさんもムラドさんも、すぐ子ども達と打ち解けて、とてもいい国際理解の交流ができた。子ども達はそれぞれ手話付きの歌などを歌ってお返しをしてくれ、3人の講師の方も子ども達の気持ちに感激したようで、「子供達が素直。自分の国のことも話せたし、お役に立てて良かった」と、帰りのバスの中での感想であった。来年度から、本格的に始まるであろう総合学習の中の、国際理解教育のプログラムにも地域のそれぞれの学校の二一ズに答えて、ユネスコとしてなにができるかをさらに考えておかねばならない。 芦田(事務局次長)
「世界とつながるシンポジウム・ワークショップ」 でも事例発表
 上記二つの事例について2001.2.4-5両日(於東京国際フォーラム)「TOKYO地球市民フェスタ2001」に於いて芦田順子さんが研究発表されました。54のNGOが二日間9つの会場で交流・発表の輪を広げましたが、目ユ協も東京都ユネスコ連絡協議会の一員として同協議会の副会長でもある芦田さんがご活躍下さいました。

  新年会の報告
 新春恒例の新年会を今年も 1月20日に開きました。(於聖パウロ教会ホール借用)あいにく朝から厳しい寒さでしたが、開会の12時近くになると受付けには列が出来る程でした。
 加藤会長の「21世紀最初の新年会」の挨拶に続いて、内モンゴル自治区のソヤラさんが、春の喜びを表した曲「天山の春」を中国の琵琶で弾いて下さいました。乾杯の音頭は横山大さん、それに参加者各国の言葉で乾杯を重ね、会場の雰囲気は一段と和やかになりました。 参加者が持ち寄った各国の珍しい料理やケーキ、果物などが並んだテーブルを囲んで、あちこちに交流の輪がいくつもできました。「草原情歌」を吉崎つね子さんが日本語と中国語で披露したり、恒例のジョンさん(イギリス)のダンス教室?があったり、福引きではさらに盛り上がり楽しい新年会となりました。最後は奥沢副会長の閉会の辞で締めくくり、雪の降り出す前にお開きとなりました。 渋谷貴美子 (交流活動委員長) 

サーディラさん(インド)が感想をお寄せ下さいました
「新年会はとても、楽しかった。ほんとうに国際的なパーティでした。いろいろな国の料理がおいしかった。モンゴルのリュートとおどりとうたをうたったのは、ほんとうに楽しい思いでです。おそくなったのでおわりまでいけなくなったのは残念でしたが、次の会はおわるまで楽しみたいです。」
乾杯を重ねましょう      
  イギリス     チアーズ         (cheers!)
  インド       チアーズ        (cheers!)
  タイ       シャイヨー       (shaiyo!)
  中国      カンパイ         (乾盃!)
  チリ       サルート        (salud1)
  ドイツ      プロスト         (prost)
  フインランド  キッピス         (kippis!)
  フランス    ア ヴォートル サンテ (
àvotre santé!)
           

http://www.unesco.or.jp/meguro/
目黒ユネスコ協会のホームページが復刊しました。ぜひご覧ください。

 民間ユネスコ協会のホームページとして日本の第一号を誇っておりましたが、しばらく休刊中に各地ユネスコ協会もいろどり豊かに続々と発刊されました。日ユ協連(http://www.unesco.or.jp)もユネスコ運動の普及のため内容豊かにホームページを展開しています。国連の公用語が読める方はパリのユネスコ本部(http://www.unesco.org)も是非ご覧ください。 目ユ協の第一作は会員の田村 毅さんが1996年5月に制作しました。。第二作は青年会員の井上卓さんが若者らしいセンスの作品を作ってくれたものに中野佳裕さんが手を加えてくれました。しかし、いずれの場合も継続することが難しく開店休業が続きました。 この一二年ショートニュース発行が安定したことと、その英語版も一月遅れで発行されるようになり、久々にホームページ復刊の条件が整いました。 復刊に当たっては前記井上・中野さんの作品が数多く使用されています。またオンラインの窓口には国安公代さんが大変なご努力をされています。技術的にも内容的にもまだ未熟ですが皆さんの激励によってよりよいものに仕上げて参りたいと思います。建設的なご意見をお寄せ下さい。又、ホームページが出来る方やご関心のあるボランティアの方々のご協力をお待ちしています。    (広報活動委員会)