NO.175-3

第27回ユネスコチャリテイーコンサート  関屋まき  ピアノ リサイタル

平成13年3月9日(金)p.m.7:00〜目黒区民センターホール

          プログラム
 モーツアルト:ソナタ  イ短調K.310
 シューベルト:「さすらい人」幻想曲D.760
      ラベル:「夜のガスパール」
       第1曲「オンデイーヌ」水の精
       第2曲「絞首台」
       第3曲「スカルボ」

若手ピアニスト関屋まきさんのご協力を得て開催されたこのコンサートは、満席の大盛況となり、熱演に会場から惜しみない拍手が送られました。チャリテイー収益金  673,040円
      (世界寺子屋運動をはじめとする国内外の子供達への支援等ユネスコ活動推進のために活用)

■国際理解教室  区立第5中学校  2月15日(木)
フレンドシップメンバーのケビン・マルコヴィツさん(南アフリカ)と柿木アザさん(アルジェリア)が目黒区立第5中学校を訪問。1年生2クラスでお二人の国に関する質問に答えたり、音楽を聞いたりして国際理解のための時を過ごした。ケビンさん談「南アフリカの民族は一つ、肌の色は関係ない。特産物の金やダイヤは取り尽くしてしまえばそれで終わり。でも日本の特産物は人です。人は永遠。どこの国の人も、人は皆同じ。南アフリカ人とか日本人とかではなく世界人と言いたい。」アザさんも勤務先のアルジェリア大使館に是非訪問するよう声をかけてくださった。仕事の合間を割いてのボランテイア協力だったが、お二人の感想は「楽しかった!」子供達も得ることが多くあったと思うが、お二人もこの貴重な体験を通して喜びと無形のプラスを吸収することができたと信じたい。国際教育は両者がお互いを知ることで意味を持つ。目黒ユ協としても「国際理解教育」への認識を深め、今後益々増えると予想される学校からの要望に応え得る体制を整えておかなければならない。(橋本武子)
関屋まき さん、
区立月光原・碑小学校でボランテイア活動

留学先のロシアへ帰国前日、関屋まきさんは、区立月光原小学校と碑小学校を訪問し、ボランテイアミニコンサートを開いた。子供達はピアノの周りに座って関屋さんの話に耳を傾け、身近に生の演奏に接し感嘆の面持ちで熱心に聞き入っていた。その後、子供達からは関屋さんに沢山の感謝の手紙が寄せられた。

子供たちに語りかける関屋まきさん

・低い音から高い音まで自由にあやつってとてもすごいと思った。
・指があんなに早く動くのには、相当練習しているんだなあと思った。
・私もピアノを習っています。関屋さんを目標に頑張りたいです。
・すばらしい演奏をありがとう。この演奏会は絶対に忘れません。
■ユネスコ文化講座
青年達の国際交流ー留学生との交流体験からー
3月12日(月)18:30〜20:30 目黒区守屋教育会館
主催/目黒区教育委員会  主管/目黒ユネスコ協会
目黒ユ協青少年対象活動委員会の伊藤清之委員長と次期委員長遠山寛志さんが国際交流青年リトリート「夏期キャンプ」について過去11年の実績を振り返り、体験談、マニュアル作りの経緯、そして、今後への課題、抱負など熱心に発表した。それは、パソコン時代の若者らしく、たくみなプレゼンテーションであった。
伊藤委員長は準備、実行など委員は大変な時間、労力を必要とするが、社会人になる課程として、実務や責任感など役に立つことが多く、自分自身の成長を感じると感想を述べた。