Friendship Member Awarded Grand Prix in the Japanese Speech Contest for Foreigners
 
 On July 28 at the Meguro Citizens' Center Hall, the 10th MIFA Japanese speech contest for foreigners was held, and it was a big hit with the students of Nihongo Kyoshitu.Ms. Jyoti in her speech explained the various similarities and dissimilarities between her mother tongue and Japanese language, in a very simple and easy on the ears Japanese by writing down the various explanations on a white-board. In her speech she speaks of an incidentoccurred when she was still new in Japan, with absolutely no knowledge of Japanese. Trying to help an elderly man carry his heavy luggage along the stairs, she unexpectedly got in a very embarrassing situation with her not understanding Japanese and him totally oblivious to English. After the incident, realizing the importance and necessity of studying Japanese, she joined the UNESCO Japanese Class at Yutenji. While studying Japanese, she came across some interesting words of Japanese which are pronounced the same way in Hindi but a totally different meaning. For e.g. nanain Japanese means 7; whereas in Hindi it means maternal grandfather, kushiin Japanese is a comb but in Hindi it means happiness. Thus explaining further, she said that if a person finds out the interesting part before doing anything, nothing is difficult or impossible. Thus she asked other foreigners in Japan to look for the different interesting prospects in the culture, the language and the day to day life of Japan and in doing so enjoy the life in Japan and Japanese language too.
 
 

第10回日本語スピーチコンテスト「大賞」受賞おめでとう
7月28日(土)区民センターホールで行われたスピーチコンテスト(主催:目黒区国際交流協会)で、日本語教室の生徒さんが大賞を受賞しました。ジョティさんは日本語とインド語での意味をホワイトボードに書いて丁寧に説明をしたので、大変わかりやすく説得力のあるスピーチとなりました。(以下原文のまま)。
 
言葉と言葉
 はじめまして、ジョティと申します。西インドのムンバイ出身です。2年半前に主人が日本で仕事するようになったので一緒に来ました。
 ある事件が私が日本に来て一週間ぐらいのときにありました。池袋駅である友達と待ち合わせしましたが私は時間より早く着いてしまいました。その時、とても重そうにカバンを持って階段を登っているおじいさんを見かけました。私が助けようと思って近ずきましたが、日本語が分からず英語で`May I help you?'と言いながらカバンを持ちました。しかし、おじいさんはとってもおどろいてカバンを取り返そうとしました、そして二人ともお互いの言葉が分からなくてカバンを引っ張りあいました。そこに、ある外国人の男性が階段から降りてきました。私達を見て、その人がおじいさんに「この人は助けようと思っているのですよ」と日本語で説明しました。そしたら、おじいさんが私の気持ちを分かってくれて「ありがとう」と言いました。そしてその外国人がおじいさんのカバンを持って階段を登って行きました。この経験で日本人と仲良くなる為には日本語を勉強しなければならないと思いました。そこで日本語を勉強しているうちに面白いことに気が付きました。
 これから面白いと思うインド語と日本語についてお話します。今までに皆さんは日本語と他の国の言葉で発音が同じで意味も似ている言葉を聞いたことがあると思います。しかし私は、発音は同じだけど意味がまったく違う言葉を知ってびっくりしました。これから私が面白いと思っている色んな単語を紹介します。
例えば
  ナナ は日本語で数字のなな(七)ですけどインド語の意味は 祖父です
  ナニ は日本語で質問のなに(何)ですけどインド語の意味は 祖母
  バカ は日本語で頭が悪い人  ですけどインド語の意味は 若くてさわやかな男性
  デブ は日本語で太っている人 ですけどインド語の意味は 神様の色んな名前のうちに一つ
  ロク は日本語で数字のろく(六)ですけどインド語の意味は 止めて
  バラ は日本語で花のバラ   ですけどインド語の意味は 数字の十二(12)
  マダ は日本語でまだ     ですけどインド語の意味は 性別のメス
  クシ は日本語で髪の毛をとかす物ですけどインド語の意味は 幸福
  カオ は日本語で体の一部です ですけどインド語の意味は 食べてください
などがあります。このような日本語とインド語の面白さを見つけることが出来たので私は楽しく日本語を勉強してこられました。それは言葉だけじゃなく習慣の違いなどを見つけることが出来たら日本での生活がもっと楽しくなると思います。これからも皆さんと一緒に日本語を学んでいきたいと思います。