「次世代の責任」勉強会       青少年対象活動委員会報告
日時:6月16日・場所:中目黒スクエア・参加者16名
 "next generation responsibility"というテーマでディスカッションを目的に集まったが、ディスカッションというよりも主に環境について話しあう勉強会的な意味合いが深い会となった。
 マルワンさん(イエメンからの留学生)が司会となり、日本語と英語を用いて(英語は今畑さんにより通訳)進められた。まず始めに3つのグループに分けディスカッションが行われた。石油、原子力、水力など11の資源と代替エネルギーのコストの高低、メリット、デメリット、いつ枯渇するかをグループごとに予想した。その後マルワンさんからのレクチャーがあり、自分達が日常生活でどれほどの電力を消費しているのか、CO2を排出しているか、表を使い計算した。省エネのアイディアとしてテレビの主電源を切るなどの提案がなされた。世界の環境に対する取り組みの現状も発表された。マルワンさんに質問をしたり、通訳をみんなで手伝ったり、参加者がとてもリラックスしていたのが印象的だった。
報告・青少年対象活動委員長橋永隆行 写真マルワンさんと通訳役の今畑さん・グループの一つ
 
 
              新事務局開設の歩み ―引っ越しボランティア 求む!―
 
 前ページにもあるように、目黒区、目黒区教育委員会、五本木小学校のご好意により五本木小学校の一教室が当協会に貸与されることになりました。学校側の整備が終了し、いよいよ引っ越すばかりです。まず、現在使用中の開設準備室の整理をはじめ、各所に保管されている資料の確認等様々な雑事がたくさんあります。このショートニュースがお手元に届く頃、事務局担当の有志が準備室の片づけをしていることでしょう。現在確定している予定は下記の通りです。青年達にも呼びかけていますが、お手伝い頂ける方々のご協力をお願いします。
日時:7月21日(日)13:30 場所:事務局開設準備室にいったん集合します。(雨天でも行います)
  この日は小学校内でのテーブルや書棚の移動を行います。少し力仕事です。準備室の片づけもあります。
日時:8月上旬 日時未定     場所:事務局開設準備室にいったん集合します。(雨天でも行います)
  この日は業者が中心になって準備室から小学校へ荷物を運びます。運んだ後始末等に人手が必要です。
日時の問い合わせと・参加出来る方はご一報下さい 橋本3719-4900  事務局開設準備室=五本木2-6-9橋本方
 
 
                      ホームページの近況から
                 アメリカのユネスコ復帰問題ほか
 
目黒ユネスコ協会のホームページをご覧になれない方へのお知らせ
  時代の流れに沿い、目黒ユネスコ協会でもホームページを作成しています。民間ユネスコ協会としては、日本で一番早い時期に立ち上げた実績があります。今年4月24日には訪問者2万人目を達成し、その後も平均一日50人程の方がご覧になっています。ご覧になれる方は是非一度お訪ね下さい。
  最近のトピックは5月4日に掲載した「アメリカのユネスコ復帰を期待する」会長アピールです。その後このアピールに呼応するかのように、松浦ユネスコ事務局長が「ユネスコ改革と米復帰論」を6月12日読売新聞に寄稿されました。読売新聞社のご厚意により、早速、その全文をホームページに転載いたしました。
  その概要は―クリントン前大統領は昨年一月の離任前、「松浦事務局長の改革を評価し、米国はユネスコに復帰すべきだ」という声明を出してくれたこと、その後、米下院本会議で予想外の進展があり、国務省予算に関し、「ユネスコに復帰し、分担金六千万ドルを支払うべし」と修正を加える提言があったこと、そして米政府内の18関係省庁の事務レベル協議でユネスコ復帰が検討され、前向きな勧告が提出されているとのこと。残る問題は@米国の対外戦略にもたらすユネスコ復帰の利益A分担金六千万ドルのねん出方法の二点であること。すでに一部の有力紙で「ユネスコ改革を評価し、米国は復帰すべし」という社説が掲載されたりするようになった事―などです。全文は著作権保護のため紙面によるショートニュースへの転載はできませんが、アメリカの復帰問題は一歩も二歩も前進していると思われます。
 ホームページにはこの全文の他、ショートニュースのバックナンバーはじめ、ユネスコ資料として、ユネスコ憲章(日・英)全文、ユネスコ活動に関する法律、平和の文化に関する宣言や目ユ協で行われた「講演記録」、ユネスコに関する論説・解説の貴重な情報の「転載コーナー」、そして当目ユ協の誇る青少年対象活動のための「青年のページ」等々相当大きな情報が詰まっています。
 広報委員会ではより充実した、読みやすいホームページにする努力を続けますので、皆さんのご声援を宜しくお願いいたします。 
       是非このページをお忘れなく  http://www.unesco.or.jp/meguro/

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