特別企画 ユネスコ・シンポジウム:報告 

9.11以後のアメリカ・世界の危機〜ユネスコ復帰後の米国市民との連帯〜
主催:社団法人日本ユネスコ協会連盟
共催:東京都ユネスコ連絡協議会
後援:国際連合広報センター
日時:2003年5月27日  会場:中目黒GTプラザホール
 
パネリスト
ユネスコのためのアメリカ市民の会会長  リチャード・アーントゥ氏アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟会長  金 蘭洙氏 (韓国)
東京大学大学院教授       藤原帰一氏 (日本)
 札幌全国大会に参加のため来日されたアーントゥ氏を東京にお招きし、アフカ(アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟)会長の金氏、それに国際政治学者の藤原帰一氏の三氏による豪華パネルディスカッションということで、あいにくの雨にもかかわらず会場は入場制限をするほどの活況であった。
 
  三氏とも、持ち時間一杯、それぞれの角度からアメリカの歴史、特色、役割、責任にふれ、会場からの質問も活発で、時間が足りない思いであった。アーントゥ氏はアメリカがユネスコに復帰するに際して@アメリカにはユネスコを記憶し理解している人物があまりにも少なくなってしまったこと、Aアメリカのユネスコ国内委員会に有能な人物が採用されるかが不安であること、Bアメリカが拠出することになる予算の使われ方についてアメリカ議会が正しい判断が下せるかどうか、の三点が懸念材料であると指摘された。
 
 アメリカが政治的に一極支配の傾向があっても、日本は国連と共に歩みつつアメリカのよき友人であり続けることが、必要かつ重要であるとの藤原氏の指摘に同感を覚え、思いを新たにした有意義な会であった。
 

交流活動委員会へのお誘い  一緒に活動しませんか!
 
 交流活動委員会の恒例の行事には、交流ひろば「日本文化紹介」(主催:目黒区教育委員会 主管:目黒ユネスコ協会)と「新年会」があります。前者は外国人だけでなく目黒区民をはじめ会員にも人気があります。そして、後者は会員親睦のよい機会であり、楽しい会として定着しています。
 
 今年度はこの二つを柱に、会員相互の交流のために身近なところで小さなことから活動を広げたいと思います。そして、フレンドシップメンバーと一般会員の橋渡しができたらと考えています。このような活動に興味のある方、一緒に行事を考え、活動しませんか。
 
 今まで行事には参加したことはあるけど、委員会活
動はまだ・・・という方、ユネスコでこんなことをしたらいいのにと思っていらっしゃる方、活動する時間はないけどアイディアならあるという方・・・・。
参加の方法はいろいろ。ミーティングに参加、メールで連絡をとりながらアイディアを出す・・・等。いかがでしょうか。多くの皆様の参加をお待ちしています。 
・問い合せ/連絡:勝岡まで 電話:03-3717-0565 
e-mail:yukiko@katsuoka.com(留守の場合は伝言をお願いします。こちらからご連絡いたします)
        交流活動委員会 委員長 勝岡由紀子
     

事務局までお出かけください 事務局が新しい試みを始めました
 
事務局ボランティアも募集します どなたにもできることです
 五本木小学校に事務局が開設されて、早くも半年がたちました。施設面ではおよその体裁が整いました。是非一度見に来てください。
 
 新年度になり、さらに次のステップを目指しています。この半年間、ほぼ毎週水曜日、事務局会議を開いてきましたが、今年度もこれを継続します。
 
 各委員会の行事を支えるのが事務局ですので、今年度は各委員会の例会と事務局会議を合同で行いたいと思います。手始めに6月4日は研修活動委員会と一緒に年間行事等を話し合いました。10の委員会がありますので、順次、各委員会の予定に沿って毎月1〜2回はそのような合同会議にしたいと思います。
 6月18日は交流活動委員会と合同の会をします。楽しい行事、わくわくする行事を一緒に計画しましょう。
 
 この合同会議のほか、毎月第二水曜日はショートニュースの発送日で大勢の人が共同作業をします。目黒ユネスコ協会の活動が一目でわかります。新しい試みも、人との出会いで大きくふくらみます。多くの人が参加できるよう事務局会議はいつもオープンにします。ぜひ新しい事務局に、どなたでもお出かけください。
 
 又、月〜金1:00〜4:00pmの事務局当番ボランティアも募集します。易しい仕事ですし、スタッフが同席しますので安心して協力してください。
事務局長原田 上記の時間事務局5725-6150

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