No.209-5
皇 居 訪 問 記 
国際人とは、自国の伝統文化に精通し、他国の文化・歴史に尊敬と謝意を表せる人であるとあります。
私事、30年以上の目黒ユネスコ会員でありながら、自国の歴史の重要な部分を占める皇居訪問がなかった事に恥ずかしささえ覚えていました。従って、この度の皇居訪問はとても良い機会になりました。企画運営された皆様方には心から感謝を申し上げます。
さて、皇居につきましては、桂離宮や修学院離宮等と同様に非常にシンプルなたたずまいという印象を持ちました。しかし、その中にも雅な品の高さも実感させられました。日本の文化の土台の一端を内外の皆様に理解される事を祈らずにはいられませんでした。
この度の目黒ユネスコ協会の計画は、週末ではないということで、なかなか一般の方が参加しにくいという一面があったように思います。また、外国の方も何人か参加されていましたが、どのような感想を持たれたか知る機会が無かったのが残念でした。雨天ということもあり集合等に係の方のご苦労があり、今後の計画に生かせればと思いました。訪問中は梅雨晴れ間で本当に良かったと思います。 平林 健
青嵐(あおあらし) 癒(いや)しの社(やしろ)雅(みやび)なり・・・紅緑(平林 健)
6月30日(水)、前日までのカンカン照りのお天気から一転、朝からの雷雨、責任を感じながら集合場所の皇居「桔梗門」に向かいました。かなり強い雨の中でも大勢の方に集まって頂き、申込者数60名の内10名のキャンセルだけで済んだことにほっとしました。日本人会員25名、フレンドシップメンバー25名が整列し、
人数点検、参観許可証確認などを経て門を入ると、幸運なことに今までの雨がさっと止んで綺麗な青空が出ました。
屋内での説明などの後、総勢約200人の中の1グループとして整列し、スタート・・・・この整列がどんどん崩れて、警備の人から何度も強いご注意を受けることになりました。が、外国の人達のマイペース振りにさすがの警備官の方々も段々とご注意が少なくなりました。このような人員構成で、このような特別な場所での引率の難しさを感じました。この参観ではフレンドシップメンバーから「楽しかった」という感想の他に「建物を外から離れて見るだけのツアーで少しがっかりした」との意見もありました。参加された皆様はいかがでしたでしょうか? 当日の責任者として至らぬ点多々ありましてお許しください。交流活動として今後もいろいろ計画しております。皆様の又のご参加をお待ちしております。 交流活動委員会 中島 佳子
フレンドシップメンバーに感謝状を!
近年、学校教育の中で「国際理解教育」が盛んに行われるようになってきました。
そこで、目黒ユネスコ協会のフレンドシップメンバーが自国を紹介する機会が増えてきました。さらに、目黒ユネスコ協会内でも、自国を紹介するばかりではなく、自分の能力をボランティアとして発揮しユネスコ活動に協力することもあります。
そんなフレンドシップメンバーに対し、お礼の心を込めて目黒ユネスコ協会から「感謝状」を贈ることになりました。なお、今後、目黒区立五本木小学校での「国際理解教育」への協力も予定されています。

・今までに贈った感謝状(敬称略)
2003.10「韓国を知ろう!」徐 栄花、尹 Q淑、朴 銀京、金 愛敬
2004. 3「目黒ユネスコ パソコン教室」 講師 ジョティ クリル(インド)
2004. 3「インドを知ろう」ジョティ クリル、サーディラ、ヴィディアの3名
2004. 6「大田区立中富小学校 国際理解教育」8名 本号4ページ参照
嬉しかった きれいなフレームの感謝状
徐 栄花さん(韓国)が赴任先のパキスタンからスタッフの中島佳子さんに宛てたたメールをご覧下さい (ほぼ原文のまま)
今日は久しぶりの雨で窓を全部開けて新鮮な空気を楽しんでいるところです。暑い日々の中こんな日はまさしく砂漠のオアシスですね。
実は先週の火曜日に感謝状が届いてメールを送りました。しかし送信を押した途端に電気が切れちゃったのでメールが届いたのか確認できなくて先生からのメールを待ってたんですが今日まで返事がないのはやっぱりだめだったのかなと思ってこのメールを書いています。
一枚の紙を想像していたのにきれいなフレームに入れられてびっくりしました。わざわざ入れてくださったようで申し訳ありません。本当にありがとうございます。
ここは一週間に2−3回は電気が切れたりします。全然知らせもなしに起きることなんで、いつも使えるように部屋にはろうそくが備わっています。日本で買ったキャンピング用のランプがここで役に立つとは。。。。今日も雨なのでインターネットもちょっと危ないです。
皆さんにも私からの感謝のことばを伝えてください。よろしくお願いします。ではまたメールします。
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